2024.03.12
学園
大学院 栄養学研究科 栄養学専攻有志による新プロジェクト〜健康的で持続可能なキャンパスづくり〜始動!
大学院 栄養学研究科 栄養学専攻の有志7名が、Healthy & Sustainable Campus(健康的で持続可能なキャンパス)プロジェクトを立ち上げました。
これは、「国際栄養学特論」の講義で、元WHO職員である西田千鶴先生から学んだことをきっかけとしたもので、まずは身近なキャンパスから改善を図ります。
「国際栄養学特論」で学んだ社会的背景
●Free sugarの過剰摂取
過体重・肥満、糖尿病をはじめとする生活習慣病が国際的に重要な健康課題であり、この要因の一つとしてFree sugar(※)の過剰摂取が挙げられています。
世界保健機関(WHO)より、Free sugarの摂取量をエネルギーの10%未満にすることを推奨するガイドラインが策定されました。
現在、Free sugar摂取の一因である甘味飲料を対象に,世界45か国以上で課税されています。
※食品会社での食品加工や、家庭での料理で加えられた糖類及びはちみつや液糖、果汁飲料に含まれる糖類のことを指す
●温室効果ガスの大量排出
近年、健康だけでなく、環境負荷の低い食事を実現することが求められています。
私たちの食事を支える、食物が生産されてから手元に届くまで経路においての温室効果ガス排出量は、人間より排出されている総量の約1/3を占めるとされています。
SDGs達成のため、私たちの食事のあり方を考え直すことは喫緊の課題です活動に。
これらを受け、「女子栄養大学をHealthy & sustainable campus」を目標に掲げ、健康面と環境面の両側から学生・教職員および地球の健康に貢献するといった試みをスタートしました。
まずは、坂戸キャンパス内の自動販売機の飲料に関する取り組みを検討しています。
昨年12月には、飲料メーカー様に協力を仰ぐためのプレゼンテーション、また取り組み内容の検討に向けて、自動販売機を使用する本学教職員と学生へのニーズ調査を実施しました。
▲プレゼンテーションを各飲料メーカー様に行う様子
プロジェクトメンバーが、立ち上げに関する思いを語りました
▲飲料メーカー様より質問を受ける様子
甘味飲料の定義やニーズ調査の頻度についての質問が上がりました
プレゼンテーションでは、本プロジェクトの背景や企画内容、取り組みの評価方法、そして“私たちの思い”についてお話させていただきました。
メーカー様からは、甘味飲料の定義、ニーズ調査の頻度等についてご質問いただき、様々な内容のディスカッションが行われました。
ニーズ調査では、1500名以上の学生・教職員から回答をいただきました。
この結果を踏まえ、今後の取り組み内容を検討していきます。
【本プロジェクトの進行スケジュール】
●取り組みの成果を評価するための事前調査
2024年3月頃
●自動販売機 販売内容の刷新・情報提供の開始
2024年3月頃 試験販売開始予定
なお、取り組み内容の詳細は、開設予定のInstagramでも発信いたします。お楽しみに!
今後のお知らせにもご注目ください。
これは、「国際栄養学特論」の講義で、元WHO職員である西田千鶴先生から学んだことをきっかけとしたもので、まずは身近なキャンパスから改善を図ります。
「国際栄養学特論」で学んだ社会的背景
●Free sugarの過剰摂取
過体重・肥満、糖尿病をはじめとする生活習慣病が国際的に重要な健康課題であり、この要因の一つとしてFree sugar(※)の過剰摂取が挙げられています。
世界保健機関(WHO)より、Free sugarの摂取量をエネルギーの10%未満にすることを推奨するガイドラインが策定されました。
現在、Free sugar摂取の一因である甘味飲料を対象に,世界45か国以上で課税されています。
※食品会社での食品加工や、家庭での料理で加えられた糖類及びはちみつや液糖、果汁飲料に含まれる糖類のことを指す
●温室効果ガスの大量排出
近年、健康だけでなく、環境負荷の低い食事を実現することが求められています。
私たちの食事を支える、食物が生産されてから手元に届くまで経路においての温室効果ガス排出量は、人間より排出されている総量の約1/3を占めるとされています。
SDGs達成のため、私たちの食事のあり方を考え直すことは喫緊の課題です活動に。
これらを受け、「女子栄養大学をHealthy & sustainable campus」を目標に掲げ、健康面と環境面の両側から学生・教職員および地球の健康に貢献するといった試みをスタートしました。
まずは、坂戸キャンパス内の自動販売機の飲料に関する取り組みを検討しています。
昨年12月には、飲料メーカー様に協力を仰ぐためのプレゼンテーション、また取り組み内容の検討に向けて、自動販売機を使用する本学教職員と学生へのニーズ調査を実施しました。
▲プレゼンテーションを各飲料メーカー様に行う様子
プロジェクトメンバーが、立ち上げに関する思いを語りました
▲飲料メーカー様より質問を受ける様子
甘味飲料の定義やニーズ調査の頻度についての質問が上がりました
プレゼンテーションでは、本プロジェクトの背景や企画内容、取り組みの評価方法、そして“私たちの思い”についてお話させていただきました。
メーカー様からは、甘味飲料の定義、ニーズ調査の頻度等についてご質問いただき、様々な内容のディスカッションが行われました。
ニーズ調査では、1500名以上の学生・教職員から回答をいただきました。
この結果を踏まえ、今後の取り組み内容を検討していきます。
【本プロジェクトの進行スケジュール】
●取り組みの成果を評価するための事前調査
2024年3月頃
●自動販売機 販売内容の刷新・情報提供の開始
2024年3月頃 試験販売開始予定
なお、取り組み内容の詳細は、開設予定のInstagramでも発信いたします。お楽しみに!
今後のお知らせにもご注目ください。