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【栄養クリニック】キユーピー(株)独自の乳化技術を応用した加工米飯社会実装のため 「血糖値上昇抑制」のヒト評価実施の研究機関として参加
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【栄養クリニック】キユーピー(株)独自の乳化技術を応用した加工米飯社会実装のため 「血糖値上昇抑制」のヒト評価実施の研究機関として参加

2023.08.02
女子栄養大学 栄養クリニックは、「令和5年度オープンイノベーション研究・実用化推進事業」に採択された「こめ油成分をまるごと活用した自己乳化技術による加工米飯の価値向上」の研究開発テーマのコンソーシアムに参加します。

この事業は、キユーピー株式会社が研究統括を行い、6者でコンソーシアムを結成しました。
こめ油成分の乳化油脂を用いた加工米飯の研究を進め、おいしさ・日持ちの向上と健康課題を同時に解決するコンビニおにぎり、パックご飯等を想定した社会実装を目指す研究において、本学栄養クリニックは「血糖値上昇抑制」のヒト評価により、科学的エビデンス解明の役割を担います。

本事業は2021年より検討を重ね、既に2度本学より申請を行っておりましたが、今回の申請ではキユーピー(株)を中心に、より社会実装可能な研究へ落とし込み、念願かなっての採択となりました。

本学栄養クリニックにて行う「血糖値上昇抑制」のヒト評価は、一般的な白米と加工米飯を摂取した際の血糖上昇値の違いを単回摂取のクロスオーバー比較試験にて行います。また、長期摂取による効果や安全性の検証や、実際に食事として生活に取り入れることが可能であるか検証する食味評価も実施予定です。

今回採択された加工米飯に関する研究が社会実装され、コメの需要創出が促されれば、消費量増加が期待できます。また、でんぷんの老化防止効果で賞味期間延長が可能となれば、廃棄ロスの削減にもつながります。本学 栄養クリニックは、研究統括機関であるキユーピー(株)やコンソーシアム・協力機関とともに、農林水産業・食品産業の発展と持続可能な社会の実現に向けて、社会実装を視野に本研究を進めていきます。

■学校法人香川栄養学園 女子栄養大学 栄養クリニック
女子栄養大学の創立者である香川綾が1969年より始めた大学内にあるクリニックです。
生活習慣病の予防・肥満治療・メタボリックシンドローム対策などを中心に活動を行っています。
【担当】
石原 理 教授(栄養クリニック所長/臨床医学研究室)
蒲池 桂子 教授(栄養クリニック)

▶女子栄養大学栄養クリニックHP

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