【KAGAWA卒業生の活躍】先生として学校に戻ってくることが目標でした!

2023.10.23

学園

【KAGAWA卒業生の活躍】先生として学校に戻ってくることが目標でした!

10月6日(金)、香川調理製菓専門学校 製菓科で本校の卒業生である柴田勇作さんの特別授業が実施されました。柴田さんは、今年1月、2年に1回フランス・リヨンで開催される洋菓子の世界大会「クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2023」に日本代表チームのメンバーとして出場し、優勝しました。日本の優勝は、1991年、2007年に続く16年ぶりで、強豪国フランスを抑えての優勝は初という快挙でした。大会で柴田さんは、氷細工、フローズン・ロリポップ、フローズン・デザートを担当し、高い評価を受けました。

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授業では、大会で実際に柴田さんが作成したフローズン・デザート「Fluid(液体)」のデモンストレーションがご本人により行われました。なぜその材料を使うのか、なぜその工程が必要なのか、的確で丁寧な説明を交えながら、生徒の目の前で、作品がどんどん創りあげられていきます。その後、生徒たちはカップ版の「Fluid(液体)」を試食しました。臨場感あふれる大会の話を聞きながら、世界トップに輝いた、素材はシンプルだけど工夫が連続の技術・味に触れ、生徒にとって貴重な経験となる特別な授業でした。

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在学中は、決して学業優秀ではなかったと話す柴田さん。しかし、KAGAWAでの限られた1年間の中でコンクール、一流ホテルでの研修などにチャレンジする機会があり、その後も自分の可能性を引き出してくれる人との出会いに恵まれたそうです。KAGAWAの学びの魅力は、誰にでも公平にチャンスを与えてくれて、チャレンジする生徒を後押ししてくれることだと教えてくれました。

卒業後もアットホームな校風のKAGAWAが好きで、頻繁に訪れてくださる柴田さん。「世界大会で優勝してようやくKAGAWAに先生として呼んでもらえました!」と笑顔で話していました。今後に向けて、「生徒の記憶に残る授業をしたい」「卒業生で先輩でもあるクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2019日本代表メンバーの小熊さんとコラボで授業できたら新しいなにかがうまれそう」と、想いもアイデアも尽きません。

また、自身のことを「表現者」ではなく「クリエーター」と評する柴田さん。天性や感性に突き動かされて制作するタイプではなく、目標を決め、やるべきことを大分類・中分類・小分類に組みたて、実行し、達成していくタイプだそうです。この姿勢は、作品づくりにも人生にも共通しているようにみえました。

現在、柴田さんは徳島県に移住し、お菓子を通じて徳島県の地方創生に関わりたいと活動中です。今後の活躍が楽しみです。

柴田 勇作 さん
2005年3月 香川調理製菓専門学校製菓科卒業
卒業後、京王プラザホテルにてベーカリー勤務。その後、CRIOLLO、ザ・ペニンシュラ東京、会員制フレンチレストラン(シェフパティシエ)、銀座マルキーズ(シェフパティシエ)を務め、現在、株式会社PRISMを設立し、徳島県で活動中。

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