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女子栄養大学のいま
高校教諭を対象に調理実習・栄養学教育セミナーを開催
学園

高校教諭を対象に調理実習・栄養学教育セミナーを開催

2023.08.09
8月7日(月)、女子栄養大学短期大学部では、高校教諭の皆様方に、本学の栄養士養成教育への理解を深めていただくとともに、高校での家庭科教育に役立てていただけるよう、調理実習及び栄養学教育セミナーを開催しました。

10時スタート。はじめに、香川学長より、本学の教育のコアとなる実践栄養学の紹介も含めて、ご挨拶がありました。

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本日のセミナーも実践栄養学をベースに、理論をもとに実践が学べる構成になっています。
午前の部は、『「炒める」を極める!』をテーマに、調理実習を行いました。炒め物は、日常的によく使われる調理方法で、簡単そうで、実は奥の深い調理法です。栄養素の損失が少なく、短時間で仕上がるので、炒め物のバリエーションを知っておくと展開の幅も広がります。

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調理学研究室の豊満教授が「炒める」の調理特性や調理ポイントについてのレクチャーを行った後、実際の作り方について児玉准教授、新木助教も加わりデモンストレーションを行いました。実習室には複数のモニターが設置されていますので、手元の動きもしっかり確認いただけます。
その後、班ごとに分かれて、実習を開始しました。本日の実習メニューは、炒飯(チャーハン)、腰果鶏丁(カシューナッツと鶏肉のさいの目)、炒合菜(野菜炒め)です。
実習後は、試食も行いました。

(調理実習の様子)
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(出来上がった料理)
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午後の部は、「野菜から始める健康生活」をテーマに、栄養指導研究室の小澤准教授より、野菜の力や目標量、摂取の現状、食べるコツを知るための講義が行われました。

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(講義の様子)
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その後、体験活動として、①野菜の盛り付け量の実測 ②野菜摂取量推定機器「ベジチェック」を使った野菜摂取量の評価の2つの活動を行いました。

(活動① 野菜の盛り付け量の実測の様子)
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盛り付け量の実測では、ふだん使っている器に近いサイズのものを各自選んで、実際に盛り付けを行いました。

(活動② 「ベジチェック」を使った野菜摂取量の評価の様子)
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ベジチェックを使った測定では、小澤准教授が共同研究を行っている株式会社カゴメ様にご協力いただきました。

定員は60名でしたが、多数の申し込みをいただき、74名の方々に参加いただきました。

参加終了後のアンケート調査では、以下のような感想もいただきました。

【午前の部:調理実習セミナー】
●レシピに表記されない「コツ」が学べました。
●生徒の立場で理論的な説明を受けることができ、今後に役立つと思いました。
●調理する際の食材の並べ順など、レシピだけでは分からないところまで言語化していただき、ありがたかったです。
●生徒側にまわることで実習時の指導、事前準備など改めて自身の授業を振り返るきっかけとなりました。

【午後の部:栄養学教育セミナー】
●新しい知識を身に付けることができました。
●データに基づく詳しい解説はとても分りやすく、理解が深まりました。
●野菜摂取の現状から食べるコツまで分りやすい講義でした。
●早速、授業に取組みたいと思います。

年に一度の企画ですが、本学の教育に興味や関心を持っていただけるよう、また高校での家庭科教育に役立てていただけるよう、今後も企画テーマを工夫していきます。

現在、女子栄養大学短期大学部では、学園ウェブサイトで、学びの特徴やゼミの内容、開催中の体験型学校見学会(Welcome College)の様子などを発信しています。ご興味にある方は、ぜひこちらもご覧ください。

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