2024.03.04
学園
食文化栄養学科の学生がホーチミン市を訪問し、ベトナムの料理や食文化を体験
食文化栄養学科の「国際食活動フィールドワーク実習」が4年ぶりに開講され、履修学生15名(3年生8名、4年生7名)は引率教員(衞藤久美准教授、髙島美和准教授)と共に、ベトナムのホーチミン市を訪れ、ベトナムの料理と食文化を体験し、理解を深めました。
現地に滞在した6日間は、毎日3~4か所の訪問や見学を行い、盛り沢山のプログラム内容でした。
▲写真上:コーヒー製造所見学(左)、保育園での食事見学(右)
写真下:工場従業員向け弁当作り見学(左)、市場散策(右)
その中でも特に参加学生にとって印象的だったのが、ホーチミン市科学技術(Hutech)大学訪問と都市部・農村部の家庭訪問です。
Hutech大学は、技術教育と国際教育の研究を実践する私立大学で、今回は観光・ホスピタリティ経営学部(Faculty of Tourism and Hospitality Management)の先生方や学生さんを中心に交流する機会をいただきました。学部の中にはレストラン経営を学べる学科もあるそうです。
両大学の学生は4グループに分かれて自己紹介を行った後、Hutech大学の学生からベトナムの食文化について、本学の学生から日本の食文化について、それぞれプレゼンを行いました。本学の学生は、グループごとに予め準備してきた日本の食文化(おせち、節分、ひなまつりなど)の資料を見せながら、英語と日本語を交えて、時には翻訳アプリを活用してベトナム語も使って説明しました。Hutech大学の学生も興味深そうに聞いており、中には日本語を上手に話す学生、日本食レストランでアルバイトをしているという学生もいました。
その後キッチンへ移動し、Hutech大学の講師でもあるシェフから生春巻きとチェ―・チョイ・ヌック(白玉ぜんざい)の作り方を学び、調理し、試食を行いました。
この日の交流の様子はHutech大学作成の動画(https://youtu.be/6nIiPksVAS8)からもご覧いただくことができます。
▲写真上:日本の食文化を伝える様子(左)、シェフによる説明(右)
写真下:シェフを囲んで、Hutech大学と女子栄養大学の学生達
家庭訪問は、都市部(ホーチミン市内)と農村部(ホーチミン市から車で約2時間)の各3世帯を訪問し、食事づくり担当者に各家庭でよく食べる料理の作り方を教えてもらいました。食材調達方法、使用する調味料、台所にある調理器具等々について学生達は次々に質問をしていました。
普段の生活の様子を垣間見ると共に、一部試食もさせていただき、家庭料理を実際に食す貴重な機会となりました。どの家庭も温かく迎え入れてくださり、学生がお礼用に準備した日本のお菓子も喜んでいただきました。
▲写真上:都市部の家庭、写真下:農村部の家庭
帰国後は、現地実習で体験し学んだベトナムの料理や食文化を1人ずつ発表し、学科内で共有しました。
▲1人1テーマについて報告会で発表
学生からは、フォー以外にも様々なベトナム料理があることがわかった、新鮮な野菜や海鮮をたっぷり使った健康的な料理が多かった、タマリンドなど初めて見る食材があったなど、実地に体験したことで、ベトナムの料理や食文化に対する理解が深まったという感想が多く聞かれました。
現地に滞在した6日間は、毎日3~4か所の訪問や見学を行い、盛り沢山のプログラム内容でした。
▲写真上:コーヒー製造所見学(左)、保育園での食事見学(右)
写真下:工場従業員向け弁当作り見学(左)、市場散策(右)
その中でも特に参加学生にとって印象的だったのが、ホーチミン市科学技術(Hutech)大学訪問と都市部・農村部の家庭訪問です。
Hutech大学は、技術教育と国際教育の研究を実践する私立大学で、今回は観光・ホスピタリティ経営学部(Faculty of Tourism and Hospitality Management)の先生方や学生さんを中心に交流する機会をいただきました。学部の中にはレストラン経営を学べる学科もあるそうです。
両大学の学生は4グループに分かれて自己紹介を行った後、Hutech大学の学生からベトナムの食文化について、本学の学生から日本の食文化について、それぞれプレゼンを行いました。本学の学生は、グループごとに予め準備してきた日本の食文化(おせち、節分、ひなまつりなど)の資料を見せながら、英語と日本語を交えて、時には翻訳アプリを活用してベトナム語も使って説明しました。Hutech大学の学生も興味深そうに聞いており、中には日本語を上手に話す学生、日本食レストランでアルバイトをしているという学生もいました。
その後キッチンへ移動し、Hutech大学の講師でもあるシェフから生春巻きとチェ―・チョイ・ヌック(白玉ぜんざい)の作り方を学び、調理し、試食を行いました。
この日の交流の様子はHutech大学作成の動画(https://youtu.be/6nIiPksVAS8)からもご覧いただくことができます。
▲写真上:日本の食文化を伝える様子(左)、シェフによる説明(右)
写真下:シェフを囲んで、Hutech大学と女子栄養大学の学生達
家庭訪問は、都市部(ホーチミン市内)と農村部(ホーチミン市から車で約2時間)の各3世帯を訪問し、食事づくり担当者に各家庭でよく食べる料理の作り方を教えてもらいました。食材調達方法、使用する調味料、台所にある調理器具等々について学生達は次々に質問をしていました。
普段の生活の様子を垣間見ると共に、一部試食もさせていただき、家庭料理を実際に食す貴重な機会となりました。どの家庭も温かく迎え入れてくださり、学生がお礼用に準備した日本のお菓子も喜んでいただきました。
▲写真上:都市部の家庭、写真下:農村部の家庭
帰国後は、現地実習で体験し学んだベトナムの料理や食文化を1人ずつ発表し、学科内で共有しました。
▲1人1テーマについて報告会で発表
学生からは、フォー以外にも様々なベトナム料理があることがわかった、新鮮な野菜や海鮮をたっぷり使った健康的な料理が多かった、タマリンドなど初めて見る食材があったなど、実地に体験したことで、ベトナムの料理や食文化に対する理解が深まったという感想が多く聞かれました。