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大学院栄養学専攻 修士課程1年 笠野夏希さんが「第27回日本病態栄養学会年次学術集会」にて表彰
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大学院栄養学専攻 修士課程1年 笠野夏希さんが「第27回日本病態栄養学会年次学術集会」にて表彰

2024.02.20
1月26~28日 国立京都国際会館(京都府京都市)にて開催された、第27回日本病態栄養学会年次学術集会にて、本学大学院栄養学専攻 修士課程1年 笠野夏希さんが、「若手研究独創賞」を受賞しました。

この賞は、筆頭著者が満50歳以下の者を対象とした一般演題「YIA(若手研究賞)」から選出されたもので、笠野さんは「非妊娠若年女性への葉酸サプリメント投与による血清葉酸及び血漿ホモシステイン濃度の変化」について発表しました。

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(上写真)第27回日本病態栄養学会年次学術集会 幣 憲一郎会長(右)との記念撮影(京都大学医学部附属病院/武庫川女子大学)

今回の笠野さんの研究では、350名の若年女性を対象とし、16週間の葉酸投与試験(0µg,400µg,800µg)を行いました。体内の葉酸代謝は、遺伝子型により効率の良い人や悪い人がいます。葉酸の代謝効率の悪い人であっても、サプリメントとして400µgを16週間摂取することで、代謝効率の良い人と比べても、血中のホモシステインという血管障害作用のある物質が同程度まで低下することが分かりました。

受賞を受けて、笠野さんは「このような賞をいただけて大変嬉しいです。妊娠前からの適切な葉酸摂取により、胎児の神経管閉鎖障害を予防することができます。葉酸の認知が今よりも広まり、日本人若年女性の葉酸サプリメント摂取率が上がると嬉しいです」としています。

▶第27回日本病態栄養学会年次学術集会 HP
笠野さんは1月26日一般演題(YIAセッション)に登壇しました。

▶日本病態栄養学会 HP



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