本学公認クラブ たんぽぽの代表である 内堀菜湖美さん（保健栄養学科保健養護専攻3年）が、厚生労働省主催のHPV拠点病院整備事業講習会「子宮頸がんとHPVワクチンに対する正しい理解のために(2023年11月12日開催)」にパネリストとして登壇しました。
その模様がYouTubeにてオンデマンド配信されましたので、ぜひご覧ください。
HPVワクチンの接種について、積極的な勧奨が差し控えられていたため、接種機会を失った方々(1997年4月2日～2007年4月1日生まれの女性が該当)が多くいらっしゃいますが、2022年4月より、公費による無料接種が可能となりました（キャッチアップ接種《※1》）。
「たんぽぽ」は接種機会を失った世代も公平に接種ができるよう、署名活動等を通じて厚生労働省等への働きかけに携わり、このキャッチアップ接種の実現に繋がりました。
今回のパネル討論では、内堀さんがその活動について紹介しています。
▶HPV拠点病院整備事業関東ブロック YouTubeチャンネル
子宮頸がんとHPVワクチンに対する正しい理解のために（「HPV拠点病院整備事業」講習会）
https://youtu.be/oSDgqxAv47Q
○女子栄養大学公認クラブ たんぽぽ
保健栄養学科保健養護専攻の学生を中心に、性教育に関する活動や児童館でのボランティアを行っています。
産婦人科医など専門知識を有する方々と協働し、ユースクリニック《※2》の設立に向けた活動にも力を入れています。また、フェルマータ（株）《※3》の協力によりフェムテックについて、若葉祭での展示やドラッグストアとのコラボレーションイベントなども実施しました。
また、キャッチアップ接種に関する活動が評価され、2022年度女子栄養大学学長奨励賞を受賞しています。
▲2023年5月28日開催の若葉祭にて たんぽぽによるフェムテック展示の様子
▶たんぽぽInstagram
https://www.instagram.com/tanpoooopo/
《注釈》
※1 キャッチアップ接種
詳細は厚生労働省のHPをご覧ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou/hpv_catch-up-vaccination.html
※2 ユースクリニック
10代～20代半ばの若者が避妊や性感染症などの性に関する悩みを相談できる場です。
発祥国であるスウェーデンでは、緊急避妊薬（アフターピル）の処方なども受けられるように整備されています。
※3 フェルマータ（株）
https://hellofermata.com/pages/about-fermata
フェルマータ（株）は、日本・アジアのフェムテック市場を牽引する会社です。
フェムテックは「Female（女性）」と「Technology（テクノロジー）」を掛け合わせた造語で、テクノロジーを通じて生理や妊娠、セックスや更年期に至るまで、女性が抱える健康問題やライフスタイルをサポートするサービスやプロダクトのことを指します。
