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女子栄養大学のいま
[学園フォーカス]坂戸教務学生部長「学生の皆さんの伴走者でありたい」
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[学園フォーカス]坂戸教務学生部長「学生の皆さんの伴走者でありたい」

2022.05.19
女子栄養大学 坂戸教務学生部 
部長 大野 治信(おおの はるのぶ) 
[学園フォーカス02 MAY 2022] 

2022年度も、新型コロナウイルス感染拡大防止を徹底する中での学生生活がスタートしました。坂戸教務学生部は、学生一人ひとりの学びや学生生活をサポートする部署です。カリキュラムの履修から、学生生活、就職や進路、国際交流など、多面的にサポートを行い、学生の皆さんが安全・安心に、そして主体的・意欲的に、学び活動できる学修環境を整えています。

■“学生第一”の学びの環境を全方面からサポート
学生生活の満足度は85%。高い満足度を維持・向上させるための仕組み
全学生を対象に、4年に一度、学生満足度調査を実施し、学生生活、教学全般、施設設備などに関する学生の評価や意見を把握しています。学生満足度調査結果では、教職員の面倒見が良く、授業が充実しているとの声が圧倒的に多く、本学の教育理念や資格取得・就職実績などを学生たちが「誇り」にしていることもわかりました。
調査結果については詳しい分析を行い、改善点があれば、関係部署からなる学生満足度向上プロジェクトを立ち上げ、改善計画の策定を行い、改善につなげます。学生が希望する学生生活となるよう、全方面からサポートしていきます。

一人ひとりの状況の変化に寄り添えるサポート。極めて少ない退学率
本学はクラス担任制度を敷いており、一人ひとりの学修状況を確認しながら、必要な対応を行う体制を整えています。授業の欠席が続く場合も、授業担当教員から教務課に、教務課から学生または保護者に連絡を行う仕組みにすることで、変化を見過ごすことなく、速やかな対応が可能になります。学生との面談や対応策の検討の際には、クラス担任、学科長、教務課職員からなるチームで学生支援を行っています。こうしたサポートが有効にはたらき、入学者の卒業までの退学率は近年でも1.7~4.1%と極めて少なくなっています。

学生の居場所づくりのためのサポート
本学が大切にしている学生生活の特徴は、すべての学生に居場所があること。学生同士や教職員を含めた様々な交流を大切にしています。その一つとして、同じ出身県の学生や教職員が集まり親交を深めることを目的に作られたのが「県人会」です。コロナ禍では、こうした交流の機会も制限されてしまいましたので、初めての一人暮らしでの不安の解消や仲間づくりのきっかけになればと考え、2020年度にオンライン県人会「女子栄養大学CROSS PROJECT」を立ち上げ、新たな学生交流を開始しました。

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▲オンライン県人会「女子栄養大学CROSS PROJECT」の内容はWebサイトで紹介

学生が主体的に企画・運営を行う若葉祭をサポート
例年、5月最終の土曜・日曜の2日間、坂戸キャンパスで学園祭「若葉祭」を開催しています。企画・運営は、学生たちによる「若葉祭実行委員会」が中心になって進めます。今年もオンライン形式で、5月29日(日)に開催します。食にこだわりをもつ学生たちの創作料理のコンテスト、学食の人気メニューNO.1を決める総選挙など、本学らしい企画が盛りだくさんで、SNSによる発信も、学生自身が行っています。イベント情報は、若葉祭実行委員会Webサイトで見ることができます。
学生生活課は、学生の主体性を尊重し、施設管理面や運営安全面でのアドバイスを行います。若葉祭のイベントも楽しみですが、この期間に成長していく学生の姿に出会えることも大きな楽しみです。

保護者の皆さまにも本学らしい交流を楽しんでいただく
保護者の皆さまにも大学のことを知って楽しんでいただきたいという思いから、様々な保護者会活動を企画しています。学科専攻ごとに全学年の保護者を対象にした「保護者の集い」を開催するとともに、地方出身の学生の保護者のために教職員が地方会場に出向く形での集いを開催。料理講習会やきもの着付け教室などのセミナーも開催しています。
保護者会活動は、大学と保護者会がスクラムを組んで様々な取り組みを進めていることが特徴です。入学式やオープンキャンパス、学位記授与式など主要行事のサポート、若葉祭への出店など、保護者同士のつながりを深める機会にもなっています。

■「食」でなりたい自分・やりたい仕事が見つかる、多彩なプロセス
どの学科も98%を超える就職率。これを支えているのが、一人ひとりの希望と可能性に応じた、多彩なキャリア支援プログラムです。就職活動の基本から、コミュニケーションのスキルアップ、就職活動にふさわしいメイク・マナーなどの各種講座をはじめ、社会で活躍する卒業生の話を聞き相談できる就活フォーラム、模擬面接会、企業参加型の学内セミナーなど、豊富なプログラムを揃えています。1年次から講座を開設し、3年次には学生全員との面談を行い、一人ひとりの状況を把握するなど、学生自身の成長や希望にあわせて、納得のいく就職や進学を実現できる支援体制を整えています。

また、グローバルな視野を身に付け、語学や実地での学びを深めるための、海外研修や留学など、国際交流のプログラムも用意しています。

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▲国際交流のプログラムはWebサイトで発信

■一人ひとりの学びを応援する、きめ細かなサポート
学び続けることを応援する奨学金制度は、日本学生支援機構奨学金(給付型・貸与型)のほか、本学独自の奨学金も複数あり、その多くが返還の必要のない給付型です。長引くコロナ禍では、家計の急変やアルバイト自粛の中でも安心して学び続けられるよう、新たに独自の奨学金(給付型)を創設するなど、社会状況の変化に応じたサポートを考え、提供しています。

学内施設には、実践型の学びをサポートする様々な工夫があります。大学の学食(カフェテリア)では、毎日のメニューを専属の管理栄養士が作成しています。栄養バランスがとれ、見た目や味のバラエティに富んだ料理を、おいしく食べて学ぶことができます。また、トレーニングルームでマシンを使って身体を動かして学んだり、農園で野菜を育て収穫することで作物の育ちを実感して学んだり、食と健康に特化した大学らしい、実践を通して学べる環境を整えています。

教務学生部では、「学ぶ」から「働く」へ、4年間の大学生活で成長し、自信をもって女子栄養大学を巣立っていけるよう、学生の皆さん一人ひとりの伴走者でありたいと考えています。成長の過程では、不安や迷いもでてきますが、そうした時こそ、教務学生部を頼ってください。これからも、学生の皆さんの状況を確かめながら、皆さんの声や意見を聴きながら、サポートの質を高めていきたいと思います。


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