女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部
学校法人香川栄養学園
女子栄養大学大学院
香川調理製菓専門学校
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本日は、創立者香川綾の生誕の日。女子栄養大学が究める栄養学とは

3月28日は、本学創立者香川綾(1899-1997)の生誕の日です。

「栄養学は、学問の進歩とともに、そしてその時代の食生活や環境にあわせて、実行されやすい形にすることが大切です。」「栄養学は生活の中で生かされてこそ、私たちの生命を支えるのです。」
綾は、そう考え、その時代の食生活を栄養的にする「食事法」を、広く多くの人たちに利用されやすい形にして提案し続けてきました。

女子栄養大学の「栄養学」の特色は、人々の「健康」のために、誰もがバランスのとれた食事を整え、おいしく食べることができるよう、「栄養」と「料理」に着目した実践方法の追求・開発と、そうした方法を駆使できる人材の育成を重視してきたことにあります。
食の営みは、1食、1日から、生涯、世代、そして時代へと、積み重ねられていきます。本学は、日々の食事の実践を通して、望ましい食習慣へと形作っていく「人間の食の営み」と、長い年月にわたる食文化の伝承と創造を通して、よりよい社会へと形作っていく「社会の食の営み」の両者に生かせるよう、栄養学を深化させてきました。 また、食の営みのサイズは、個人から家庭、学校・職場・施設、そして地域、国、世界、さらに地球へと、実に様々です。

本学の教育研究は、こうしたダイナミックな「食の営み」全体を捉えた栄養学がベースになっていますので、その概観を概念図として表現してみました。
本学は、これからも、人間、食物、社会・環境の多様性を尊重し、食の営みのサイズに応じた科学的な実践アプローチの開発に向けて、栄養学を深化させていきます。その過程で、栄養学の捉え方や考え方を表す概念図も深化していくことになります。もっと多くの方々との、もっと深い学び合いを通して、実学としての栄養学の魅力を再発見・再確認しながら、わかりやすい形に表現し、伝えてまいります。


●女子栄養大学が究める「栄養学」の概観(概念図)●

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▶「女子栄養大学が究める栄養学とは」(PDF)はこちら>>>