女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部
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本学香川明夫学長が食品ロスについて講演

12月6日(月)、大宮ソニックシティビル9階会議室にて、埼玉経済同友会主催の「SDGs推進委員会」が開催され、香川明夫学長が「食品ロスの実態と今後の課題・取組」の演題で、対面とオンラインを同時に行う、ハイフレックス型で講演(約60分)を行いました。

香川学長は、演題「食品ロスの実態と今後の課題・取組」の中で、日本や埼玉県の食品ロスに係る現状と基本的考えを説明し、食品ロスを巡る6つの問題について解説するとともに、食品ロスの削減に関する本学の取組や本学の「栄養学」が目指す姿と食品ロスの削減について紹介し、食品ロス削減の推進には「理解」するだけでなく、「行動」に移すことの大切さを強調しました。

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講演の中で、本学の「栄養学」が目指す姿と食品ロスの削減についても解説しました。
本学の栄養学は、建学の精神「食により人間の健康の維持・改善を図る」のもと、食をめぐる様々な“プロセス”と“つながり”を包括した実践アプローチを目指しています。実践アプローチは、「健康」や「環境」を守り、「食物」を効率的に利用するために「栄養」と「料理」に着目しています。

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最後に、食品ロスの削減で目指す姿について、会社や組織で、また生活者や消費者として、まずは実行してみることの大切さとともに、なんのために食品ロスの削減に取り組むのか、全体をとらえて、その目的を考えることの大切さについても話しました。

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講演後、第二部「ディスカッション」では、NPO法人埼玉フードパントリーネットワークの草場澄江理事長がゲストとして参加し、本当に支援が必要な家庭とつながることができる活動に「企業として、個人として何ができるか」をテーマに参加者の皆様と話し合いました。