2021.09.28
学園
【理事長メッセージ】 創立記念日にあたって―「今こそ、栄養学の時代」を実感できる社会へー
9月28日は本学の創立記念日です。その理由は創立者香川昇三の誕生日であるからです。
香川昇三は太平洋戦争末期、大変厳しい食料事情を少しでも栄養改善するべく全国を行脚し、人々の健康のため力を尽くしました。しかし、想い半ばで他界してしまいました。「生き残った方が学園を続ける」という約束を交わしていた綾が昇三の遺志を受け継ぎ、本学園を作り上げました。
そして創立記念日にあたり本日、「創立者香川綾98年の生涯」を公開いたします。
人生100年時代といわれる今だからこそ、栄養学の実践を積み重ね、健やかに生き続けた、創立者香川綾の98年の生涯に触れていただけたらと思います。
綾の生涯は、脚気が蔓延する時代、医師として胚芽米の研究とその普及に力を注ぎ、仕事と育児を両立させ、1日1日を大切に歩み続けた「綾自身の実践と学びの歩み」、みんなの健康のために、誰がつくってもおいしい味に仕上がるよう考案した計量カップやスプーン、誰もが実践できる食事法として試行錯誤を続けた四群点数法の開発など「栄養改善の歩み」、そして食と健康の総合学園へ、栄養学の教育・研究の拠点づくりとして晩年まで続いた「学園づくりの歩み」、3つの大きな歩みが連動して、その生涯を形作っています。
“これから栄養学の時代がかならずくる”という思いで歩み続けた98年の生涯は、人生の最後まで栄養学の実践にこだわり、毎日毎日をみんなの健康のために努力し、自らの健康に感謝して働き続けた、地道ながら見事な生涯でした。
▶「創立者香川綾98年の生涯」はこちら>>>【PDF】
一人の人間として、女性として多くの方に支えていただき新たな道を切り拓いてきた香川綾、その生き方は常に昇三とともにありました。学園もその遺志を受け継ぎ創立記念日に思いをいたしたいと思います。
「今こそ、栄養学の時代」を実感できる社会の実現に向けて、建学の精神である「食により人間の健康の維持・改善を図る」ために教育と研究に取り組み、様々な形で社会貢献ができる学園であり続けることを目指してまいります。
香川昇三は太平洋戦争末期、大変厳しい食料事情を少しでも栄養改善するべく全国を行脚し、人々の健康のため力を尽くしました。しかし、想い半ばで他界してしまいました。「生き残った方が学園を続ける」という約束を交わしていた綾が昇三の遺志を受け継ぎ、本学園を作り上げました。
そして創立記念日にあたり本日、「創立者香川綾98年の生涯」を公開いたします。
人生100年時代といわれる今だからこそ、栄養学の実践を積み重ね、健やかに生き続けた、創立者香川綾の98年の生涯に触れていただけたらと思います。
綾の生涯は、脚気が蔓延する時代、医師として胚芽米の研究とその普及に力を注ぎ、仕事と育児を両立させ、1日1日を大切に歩み続けた「綾自身の実践と学びの歩み」、みんなの健康のために、誰がつくってもおいしい味に仕上がるよう考案した計量カップやスプーン、誰もが実践できる食事法として試行錯誤を続けた四群点数法の開発など「栄養改善の歩み」、そして食と健康の総合学園へ、栄養学の教育・研究の拠点づくりとして晩年まで続いた「学園づくりの歩み」、3つの大きな歩みが連動して、その生涯を形作っています。
“これから栄養学の時代がかならずくる”という思いで歩み続けた98年の生涯は、人生の最後まで栄養学の実践にこだわり、毎日毎日をみんなの健康のために努力し、自らの健康に感謝して働き続けた、地道ながら見事な生涯でした。
▶「創立者香川綾98年の生涯」はこちら>>>【PDF】
一人の人間として、女性として多くの方に支えていただき新たな道を切り拓いてきた香川綾、その生き方は常に昇三とともにありました。学園もその遺志を受け継ぎ創立記念日に思いをいたしたいと思います。
「今こそ、栄養学の時代」を実感できる社会の実現に向けて、建学の精神である「食により人間の健康の維持・改善を図る」ために教育と研究に取り組み、様々な形で社会貢献ができる学園であり続けることを目指してまいります。
令和3年9月28日
学校法人 香川栄養学園
女子栄養大学大学院
女子栄養大学
女子栄養大学短期大学部
香川調理製菓専門学校
理事長 香川 明夫