栄養学部 実践栄養学科

学科の概要

  1. 栄養学部 実践栄養学科

学科の概要

4年間のステップ

1年次栄養学を学ぶ土台を築く

基礎の学び

栄養・食事管理論( アセスメント論を含む)
栄養管理の基本的な考え方、マネジメントサイクル、栄養アセスメントの方法、判定指標について修得。事例を用いて栄養アセスメントで得られるデータから栄養状態や食生活の課題を抽出し、考察します。

調理学
調理操作による食材の栄養や物性の変化などについて学びます。
また、煮る・蒸す・焼く・揚げるなどにおける熱の伝わり方や、電磁調理器、電子レンジといった調理機器類の加熱の特性なども学びます。

情報処理基礎実習
コンピューター実習室にてPC の基本的な操作及びWord、Excel、PowerPoint、栄養計算ソフトの使い方を修得します。実習の総まとめとして、食品に関する情報を収集し、プレゼンテーションを行ないます。

1 年次の時間割モデル

[前期]

[後期]

<1 限目>9 : 10〜10 : 50 <2 限目>11 : 00〜12 : 40 <3 限目>13 : 30〜15 : 10 <4 限目>15 : 20〜17 : 00 <5 限目>17 : 10〜18 : 50

2年次専門知識とスキルを身につける

実験・実習

栄養アセスメント基礎実習
栄養状態の分析・評価のための各種調査・計測を実習し、その技能を修得します。健康の保持・増進、疾病予防における栄養管理の意義・役割と、管理栄養士としての倫理観・使命感を学びます。

ライフステージ栄養・食事管理実習
乳児期、学童期、成人期、高齢期などの特徴を理解し、栄養管理プロセスを修得。栄養状態の改善につながる食事のあり方を実践的に学び、献立の調理・供食を実習します。

食品化学実験
玄米を試料として、水分、糖質、鉄、ビタミン、でんぷん、たんぱく質の栄養成分量を測定。管理栄養士に必要な食品成分表を理解し、主要な栄養成分を分析する力を養います。

3 - 4年次臨地実習で実践力を高める(自身の得意分野をさらに磨く)

臨地実習

公衆栄養学
地域や職域などの健康・栄養問題の要因を収集・分析、総合的に評価・判定し解決する方法を学ぶために、保健所や保健センターで体験学習を行ないます。
(2023 年度抜粋)埼玉県内保健所/三郷市健康推進課/川口市保健所/吉川市保健センター/鳩山町役場町民健康課保健センター/立川市福祉保健部健康推進課 など47 施設

臨床栄養学
病院において傷病者の病態や栄養状態に基づいた適正な栄養管理・教育の在り方や、栄養食事療養の運営について学びます。
(2023 年度抜粋)地方独立行政法人東京都立病院機構 東京都立墨東病院/東京医科大学病院/小川赤十字病院/独立行政法人国立病院機構 西埼玉中央病院/北里大学メディカルセンター など54施設

給食経営管理論/給食の運営
保育所・学校・事業所・高齢者福祉施設などの対象者に適した食事サービスを体験し、給食施設におけるマネジメントを学習します。
(2023 年度抜粋)社会福祉法人恩賜財団東京都同胞援護会 同援みどり保育園/毛呂山町学校給食センター/所沢市立小学校/株式会社グリーンハウス/社会福祉法人三徳会 品川区立荏原特別養護老人ホーム など80 施設

教育実習

栄養教諭
特別活動論等の教職科目や小中学校での食育授業の方法を学習し、将来小中学校で学校給食を教材とした食育を行なう栄養教諭を育成します。
(2023 年度抜粋)埼玉県(3 校)、千葉県(2 校)、栃木県(1校)、神奈川県(1 校)

プロフェッショナル科目群で深く、広く学ぶ

医療栄養系
生活習慣病の予防と各疾病の治療手段となる的確な臨床栄養管理能力、さらにチーム医療の一員としての素質も養います。

福祉栄養系
高齢者・障がい者・児童など社会福祉の分野の人々を対象とした栄養管理と健康・疾病・障害等の関連を学び、さらに社会福祉施設等で対象者に適した栄養ケアマネジメントの実際を学び理解を深めます。

公衆栄養・国際栄養系
地域住民の食生活改善のための栄養マネジメントについて、国内外の栄養課題と政策の動向をふまえ、Think globally,Act locallyに考える力の修得を目指すプロフェッショナル科目群です。行政管理栄養士による災害等の栄養・食生活支援や持続可能な栄養・食政策について学びます。

スポーツ栄養系
「運動・スポーツと栄養」をテーマに、一般の方からトップアスリートまでを対象に、食事の摂取方法や水分補給方法な
どについて幅広く学習します。実習では実際の食事提供も行ないます。

フードサービスマネジメント系
新しい食材や調理法を用いたメニュー開発と施設設備に応じた食事提供を適正な費用で、安全に行なうための管理方法を身につけます。