教育・研究による取り組み

人々の健康と、地球や社会の持続可能性にも配慮した“人と地球の未来をつくる「健康な食事」実践ガイド”を開発

人々の健康と、地球や社会の持続可能性にも配慮した“人と地球の未来をつくる「健康な食事」実践ガイド”を開発

2024.05.13

人々の健康と、地球や社会の持続可能性にも配慮した“人と地球の未来をつくる「健康な食事」実践ガイド”を開発

私たちの食事の在り方は、個人の健康だけでなく、社会や地球環境にも大きな影響を及ぼします。そこで、毎日の食事で、何をどう食べるか、食生活をめぐる諸問題の解決に向けて、健康面だけでなく、環境面にも配慮した食生活の実践が重要です。そこで、令和2~4年度厚生労働科学研究費補助金(循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策総合研究事業)の一環として、“人と地球の未来をつくる「健康な食事」実践ガイド”を開発し、公開しました。

ガイドの構成は以下のとおり。

「健康な食事」の基準 
1食あたりの「健康な食事」の基準と各料理区分の目安量を提案

タイプ別ガイド 
現在の食事づくりパターンを診断し、7つのタイプに分類。タイプ別に、栄養面・環境面の両面から、実践のためのヒントを提案

レシピ集 
適塩で美味しいワンプレートのメニューや手軽に作れる副菜メニューを紹介

資料集 
コンビニ弁当や惣菜の組み合わせ方、レシピ・栄養成分表示の活用術、減塩のコツ、SDGs関連の用語について解説
このほか、「食育実践者のための活用マニュアル」や研究成果も公開中。くわしくは、ホームページをご覧ください。

[食生態学研究室 林芙美 准教授]