JOURNAL KAGAWA ヨクシル
これからの進学に向けて「高校生」の今できることとは?

受験生

これからの進学に向けて「高校生」の今できることとは?

大学での学びは、高校生の今と大きく異なります。
しかし、それらの学びは高校生である皆さんの “今” の延長線上にあり、今の勉強が全く無駄ではありません。今の勉強でしっかりと基礎力を身につけて、より大学での学びを実りあるものにするためのポイントをお伝えします。

高校生の「今」やっておくべき4つのポイント

化学基礎と生物基礎の理解しよう

栄養学を学ぶうえで化学と生物は基本の科目です。まずは、化学基礎と生物基礎この “2科目” をしっかりと理解しておきましょう。
ただし、文理選択はどちらでも構いません。この分野に対する好奇心・向上心を持ち積極的に学びたいという意志が大切です!

計算力を磨こう

調理実習時に、調味料計算など%を使った計算力が必要になります。普段から必要な%を考えるなど、数字を意識し計算に慣れる習慣をつけましょう。

例題 #01

\ 塩分量を計算しよう!! /

 

250ccの出汁を塩分0.6%の味付けにする場合、塩は何g入れればよいでしょうか?

250 × 0.006 = 1.5

 

答え|1.5g

例題 #02

\ 可食部の量を計算しよう!! /

 

ある食材5kgに対し、皮などの捨てる部分 (廃棄率)が2%の場合、廃棄部分と食べることが可能な部分(可食部分) のそれぞれの重量は何kgでしょうか?

廃棄部分 5×0.02=0.1 → 可食部分 5 - 0.1=4.9

 

答え |廃棄部分 0.1kg   可食部分 4.9kg

食・健康に 関する情報収集しよう

日頃から、食・健康に関する本や雑誌WEBメディアなどの情報に興味・関心を持つようにしましょう。

料理に慣れ親しもう

料理については、大学入学後に基礎からしっかり学びます。
しかし、普段家での食事など料理の機会は身近にあります。お手伝いなど、普段から可能な範囲で料理に慣れ親しんでおきましょう。