短期大学部の2年生後期に開講される専門調理実習で、基礎調味料の役割を意識した調理をテーマに、醤油だけで作る献立の実習がありました。
日本人の食生活において使用頻度が高い「醤油」。今では、だし醤油・醤油ドレッシング等に含まれた形で使用されることが多くなり、醤油の使い方も一昔前とは変わってきました。そこで、そもそも醤油とはどんな調味料なのか、醤油のことをどれくらい理解しているかということを、今回は短期大学部卒業生で、料理研究家として活躍されている小田真規子先生を講師に招いて実習を行いました。
短期大学部
基礎調味料の役割を意識した調理【専門調理実習】
醤油1本による調味の献立
今回の講師 料理研究家:小田真規子先生
今回の講師は、短期大学部卒業生で料理研究家として活躍されている小田真規子先生にお越しいただきました。
料理提案・撮影をメインの仕事とする株式会社スタジオナッツを設立し、テレビやラジオ、雑誌等で数多くのレシピ提供や料理本を出版するほか、料理研究家として、企業へのアドバイスや提案なども幅広く行っている短期大学部を代表する卒業生です。
「あさイチ」や「きょうの料理」など有名番組にも出演されており、在学生も熱心に授業を受けていました。
醤油1本による調味の献立
今回の実習では、基礎調味料である醤油の特性や個性を理解し、料理に使う意味を考えることをテーマに取り組みました。単に醤油で味付けするだけではなく、同じ味にならない工夫を凝らしながら、醤油のみで1食分の献立を完成させることを目指しました。
実習を通じて、醤油の「麹菌の発酵による深い味わい」、「五味のバランス」、「色や香り」、そして「酸性度」などの特徴を学ぶことで、なぜ醤油が調味に使われるのか、その理由を理論的に理解することができました。
さらに、献立を考える際には、醤油の特性を踏まえて食材の選び方や切り方を工夫し、調理工程にも配慮しました。その結果、前菜からメイン、そしてデザートに至るまで、醤油のみを使用して6品の料理を仕上げることができました。
この実習を通じて、醤油という身近な調味料の奥深さを再認識し、料理における調味料の役割を改めて考える貴重な機会となりました。
学生たちの学びと気づき
実習を通じて学生たちは次のようなことを学び、経験していました。
・普段から日常的に使っていた「醤油」がここまで奥が深いものだとは思わなかった。
・「醤油」だけで6品も作れることに驚き、醤油だけで味付けしたとは思えない!
・他の調味料も特性をしっかり理解すれば、同じように1食の献立を考えられると思った。
これからも本学は、確かな知識や技術を学生に還元できる教育機関として努めてまいります。
今回の実習メニューのテーマは、「醤油だけで作る献立」
次の6品を調理しました。
・醤油の炊き込みご飯
・鶏肉の醤油から揚げ
・醤油だけの洋野菜きんぴら
・白菜の柚子醤油サラダ
・きのこ汁
・醤油チーズケーキ
2年生の後期となると、残り少ない学生生活を惜しみながらも、楽しみながら調理実習に臨んでいました。
女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部は、2026年4月より共学化に伴い、日本栄養大学・日本栄養大学短期大学部に名称変更いたします。