女子栄養大学は昭和36年、女子栄養大学短期大学部は昭和25年にそれぞれ学校法人香川栄養学園によって設置され、以来、「食を通じて人々の健康の維持増進を図る」ことを建学の精神として運営してまいりました。

　この間、大学栄養学部(設置当初は家政学部)は1万2千人を、短期大学部食物栄養学科(設置当初は女子栄養短期大学食物栄養学科第一部)では1万3千人を超える卒業生を世に送り出し、それぞれが管理栄養士・栄養士を筆頭に家庭科教諭、養護教諭、臨床検査技師、さらには栄養教諭という「資格・免許職」あるいは「食と健康」にかかわる分野を中心に幅広く活躍し社会貢献を果たしております。

　本格的な少子高齢社会を迎え、複雑かつ多様化する国民の健康の維持増進に関するニーズにこれまで以上に対応するべく、今後とも不断の学術研究の振興と教育内容の強化充実を図ってまいる所存です。

　このたび、大学・保護者間の相互の理解と協力体制の構築により、社会に期待される大学としてその発展に寄与することを目的とした「女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部保護者会」が結成されました。

　保護者と大学・教職員の関係が一層身近なものになることにより、これまで以上に多彩な学生支援が展開できるものと考えます。 さまざまな事業活動を通じて、保護者の皆様には大学の取り組みや学生の様子などをご理解頂き、大学に対してご不明な点やご心配などについてご質問・ご相談いただく機会になることを期待しております。

平成23年3月吉日

学校法人香川栄養学園
　理事長　香川 達雄
女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部
　学　長　香川 芳子
女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部保護者会
　　　　　　　　　　　設立準備委員会委員一同