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しょうゆ屋さんの和風パブロバ

学生がおしょうゆ屋さんとコラボしたスイーツを考案

8 働きがいも 経済成長も
11 住み続けられるまちづくりを
12 つくる責任 つかう責任
食文化栄養学科の学生が、所属する平口嘉典ゼミ(食料・地域経済学研究室)の卒業研究として「醤油」を題材にしたスイーツの開発に取り組み、数十回の試作を経て、蔵の街・川越で食べ歩きに適した若者向けに写真映えするよう見た目にもこだわった醤油スイーツ「しょうゆ屋さんの和風パブロバ」を考案しました。

醤油スイーツ「しょうゆ屋さんの和風パブロバ」は弓削多醤油(株)(本社:埼玉県坂戸市)の国産原料で作った「木桶仕込み醤油」を使用したスイーツで、同社「醤遊王国川越時の鐘店」で2020年11月12日から発売されました。
「パブロバ」はオーストラリアやニュージーランドで親しまれている、メレンゲにクリームやフルーツをトッピングしたお菓子で、今回考案した「しょうゆ屋さんの和風パブロバ」は、メレンゲやカラメルソースに使った「木桶仕込み醤油」が香ばしさとコクのある甘味を引き出し、クリームには豆乳クリームを使い、さっぱりとした柚子ピールをトッピングした和風のスイーツです。

考案した食文化栄養学科4年の稲見さんは、「木桶仕込みのしょうゆは大量生産のものと風味が違って香りが良く、同世代にも違いを感じてほしい。インスタ映えも意識しながら開発に取り組んだ。」
弓削多醤油(株)の弓削多洋一代表は「新しく感じるが、しょうゆを使っていて伝統ある川越での食べ歩きにぴったりのスイーツ。若者の観光客が醤油の良さを知り、蔵造りの街並みの名物になれば」と期待している。

発売日には弓削多醤油「醤遊王国川越時の鐘店」にテレビ埼玉が取材に訪れ、考案した学生も店頭で販売を手伝い、取材に対応しました。
弓削多醤油「醤遊王国川越時の鐘店」
▲弓削多醤油「醤遊王国川越時の鐘店」
店頭には醤油を作る木桶が展示
店先で盛付けをして販売準備をする様子
▲店先で盛付けをして販売準備をする様子
取材の様子
▲取材の様子
新型コロナの影響で一時は観光客が減ったが、若者を中心に観光客が戻りつつある川越の街
▲新型コロナの影響で一時は観光客が減ったが、若者を中心に観光客が戻りつつある川越の街