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大学院レポート

栄養学専攻レポート
女子栄養大学大学院 栄養学研究科栄養学専攻

文部科学省認定
職業実践力育成プログラムBP(Brush Up Progam for Professional)
『健康寿命延伸のための食環境整備に関わる高度人材養成プログラム』受講レポート

健康寿命延伸に係る食品・食事の提供、及び、それらを有効に活用するための健康・栄養情報の提供に関わる高度人材養成を目的とし、大学院の履修証明プログラムとして2016年度より開設。大学院生が社会人の現職者と共に学ぶ機会に。

3つの資質をブラッシュアップ

健康寿命の延伸に関連した栄養学の最新情報を学び、それを現場で 活用するSpecialistの資質をブラッシュアップ!
多職種、他機関と連携し、効果的な事業を進めるための組織マネジメント を学修して、Generalistの資質をブラッシュアップ!
学んだ知識やスキルを、所属する組織の事業や活動とつなげ、現状の課題 発見・改善を考えるワークショップ演習を通して、Team Leaderの資質を ブラッシュアップ!

最新の栄養学の知識×課題解決力

教育課程は、栄養学の最新知識を学ぶ科目群(6科目)、組織マネジメントを学ぶ 科目群(4科目)、応用力形成のワークショップ演習(1科目)で構成
女子栄養大学大学院の第一線の教授陣と、社会の現場で活躍する実務家教員が 授業を担当。ワークショップ演習は両者のコラボによる実践的学修
講師と受講生の双方向型の学修を多用し、受講生同士のネットワークづくりも可能

社会人でも学びやすい受講環境

食・栄養の専門職である管理栄養士・栄養士・健康や栄養をビジネスチャンスとして活用したい方、地域住民の健康を預かる行政職など、多彩な受講生を想定
9月〜3月初旬に、土曜日・休日の昼間の時間帯(埼玉県坂戸キャンパスまたは都内駒込キャンパス)、および平日の夜間の時間帯(都内駒込キャンパス)に開講
欠席した場合には、大学のe-learningシステムを活用して補講が可能

受講者の声

先進国・開発途上国を含むすべての国や地域の持続可能な社会の実現に向けて
管理栄養士として何ができるのかを考えていきたい
佐々木 奈緒
栄養学専攻 修士課程 2019年修了
指導教員:武見 ゆかり教授
女子栄養大学 実践栄養学科卒業
BPは現場での経験がある方が受講するプログラムという印象でしたが、私は大学院に進学した後に1年間は研究を通して経験を積み、修士2年目でBPを受講しました。大学院で学ぶ知識に加え、最新の栄養学と管理栄養士として組織マネジメントの知識やスキルを修得したいと考えたからです。さまざまな現場でお仕事をされている方が受講されているので、現場でのリアリティを体感しながら学ぶことができました。また、大学院での研究や取り組みにもすぐに活かせることが沢山ありました。大学院修了後は、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する事業の管理栄養士としてドミニカ共和国に行くことが決まっています。現地での活動では、地域住民への栄養指導のほか、組織としての事業実施戦略の作成やプロジェクトマネジメントの指導なども求められています。BPでの組織マネジメントの講義、ディスカッションやプレゼンを通して得たスキルを存分に活かして活動したいと思っています。

ACN2019[Asian Congress of Nutrition]
第13回アジア栄養学会議でYoung Scientist Award[最優秀口頭発表]を受賞

ACN(Asian Congress of Nutrition)とは

ACNは4年に1回開催されるFANSの会議で、アジア諸国および世界中の食品および栄養の研究者、学界、専門家の間の科学的交流を促進することを目的としています。 ACN2019は、2019年8月4~7日にインドネシアのバリ島で開催されました。

FANS(Federation of Asian Nutrition Societies)とは

アジアの栄養科学者を連合に組織するというアイデアは第1回アジア栄養会議で探究され、1973年第2回アジア会議でFANSとして正式に組織されました。
【FANSの目的】
地域の栄養科学者の間で国際的な交わりを促進し、特に栄養研究、トレーニング、および行動プログラムの促進において、協力的な作業の取り決めを促進する。
特にアジア栄養会議を定期的に開催することにより、加盟国間の栄養研究、トレーニング、行動プログラムに関する情報と経験の交換を奨励する。
加盟国と国際栄養科学連合および適切な国連機関との間の連絡役として 行動する。

受講者の声

受賞した研究テーマを研鑽し、
スポーツをする子どもたちの栄養管理において活躍していきたい
山中 沙紀
栄養学専攻 博士後期課程2年
指導教員:石田 裕美教授
東京都出身 女子栄養大学卒業
今回、「Body fat and BMI percentile curves for Japanese adolescents~日本人の思春期の子どもにおけるBMIと体脂肪率パーセンタイル曲線の作成~」というテーマで、第13回アジア栄養学会議において、若手研究者賞【最優秀口頭発表】を受賞することができました。もともとスポーツ栄養に興味を持っており、大学在学中には女子ジュニア新体操選手を対象に身体発育と食生活の特徴についても研究。スポーツをする子どもに、体脂肪率や骨密度といった計測項目でモニタリングする先行研究はありましたが、日本人の子どもといった面での基準は少なく一般集団と比較することの重要性を感じていました。そこで本研究では、20年近く継続して私立中高一貫校において学校健康診断と合わせて、体組成測定や骨密度測定の調査データを活用し研究を行いました。日本では、身長と体重のパーセンタイル曲線は“成長曲線”として広く使われていますが、体脂肪率の変化をパーセンタイル値を用いて示したものは少なかったため、BMIと体脂肪率のパーセンタイル曲線を作成し報告しました。今後は、骨密度でもパーセンタイル曲線を作成し双方を連携させた研究をしていきたいと思っています。
保健学専攻レポート

保健学専攻の領域横断的教育「重点課題演習」

大学院保健学専攻では、大学院生の現代社会における諸問題への対応力の向上を目指して、2008年度より領域横断的な「重点課題」を定め、定期的に演習を行っています。これは、保健学分野の今日的な重点課題を健康科学領域、臨床病態生化学領域、実践学校保健学領域の所属を超えて学習するものです。

保健学重点課題演習
「人体とLED:その効用と害」

日時:2019年10月15日(火)16時40分~19時20分
会場:12401教室(12号館4階)
講師1:朝貝 芳美 先生(社会福祉法人信濃医療福祉センター理事長・名誉所長)
演題:光の生体反応と医療への応用
講師2:北村 真吾 先生 (独立行政法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部臨床病態性理研究室 室長)
演題:健やかな成長のための夜間の光環境―睡眠・体内時計の視点から―
テーマ設定の趣旨:
光は我々の生活と健康に大きな影響を及ぼしている。昼間は光を浴び、夜は出来るだけ浴びない方が良いということは一般的にも知られているが、それはどのような理由からなのか。また一方で、医療に応用して効果を上げているという報告もあり、LEDなど文明の利器は、その特性を知って上手に賢く使う必要があると思われることから、このテーマを設定した。

1)光の生体反応と医療への応用(朝貝芳美先生)
 朝貝先生は光治療を医療に応用している。たとえばLEDを重度身体障がい児のもろい骨に照射して、骨を強くするという積極的な骨折予防をしたり、低出力レーザの光エネルギーによって血流を良くして、炎症が起きている部位を内部から冷やす治療を行うなどである。これらは痛みもなく効果が大きいことから、今後さらなる活用が期待される。

2)健やかな成長のための夜間の光環境―睡眠・体内時計の視点から(北村真吾先生)
 北村先生には、ヒトの睡眠リズムと体内時計との関係についてお話いただいた。現代における寝不足の大きな原因の一つが、夜に浴びる強いエネルギーを持つ青い光、すなわちブルーライトであり、部屋の照明に加えて、スマートフォンやタブレットなどから発せられる光によって体内時計が後退し、現代人とくに子どもの睡眠リズムに大きな影響を及ぼしているとのことで、一人ひとり光環境を見直す必要性が示唆された。
朝貝 芳美先生
朝貝 芳美先生
北村 真吾先生
北村 真吾先生
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