JOURNAL KAGAWA ヨクシル
給食で健康の維持とさらなる改善に貢献

実践栄養学科

卒業生紹介

給食で健康の維持とさらなる改善に貢献

活躍する卒業生

多様な施設で多様な人々を食から支える給食受託会社

 私が働いている会社は、受託給食会社です。様々な年齢やライフスタイルのお客様へお食事を1日約720,000食提供しています。また、車両運行サービス事業、学校給食などの社会サービス事業、食材物流事業なども行っている会社です。私の業務は、受託給食施設の衛生巡回と指導を行い、安心・安全なお食事ができるように現場サポートを行っています。また、アスリートサポート向けの栄養指導や講習会講師、サポートなどを行っています。

衛生点検の様子

今を支える原点となる学び

 大学での学びは、給食経営管理実習や食品衛生学が現在の業務に活かされています。給食実習では、クラスメイトと100食以上の食事を時間内に衛生的に美味しく調理します。
 計画通りには上手くいかない難しさもありますが、やり甲斐や達成感もあります。これが現在のお仕事の原点です。給食は、一人では作り上げられないため、人との関わりあいを大切にして日々の業務を遂行します。その先に食べてくださる方々の日々の食生活(健康)の一助となります。
 

お客様やスタッフとのつながりがチャンスを広げる

 この仕事を選んで良かったことは、あらゆるお客様や社内スタッフとの繋がりがあることです。離乳食やアスリート食、高齢者食など様々な食種を調理・提供ができるようになります。また毎日異なる施設に巡回し、より安全なお食事をするため現場スタッフへの衛生管理改善フォローができるようになります。アスリートサポートでは、国際スポーツ大会での食事提供やジュニアアスリートへの指導など公認スポーツ栄養士として携わることができます。調理だけに捉われず、あらゆる業務に管理栄養士が携われるチャンスがあるため、やりがいを感じます。

栄養サポーターがいなくても自分で健康管理ができるように

 現在の管理栄養士としての仕事は、多様なニーズに応じた様々な食事を安全に提供する力をもって人々を支えられるというやりがいを感じています。衛生管理のエキスパートでもあり、縁の下の力持ちのような存在です。私も現場を支えられるよう、広い視野と柔軟性のある、フットワークの軽い管理栄養士になっていきたいです。また、矛盾するかもしれませんが、アスリートはじめ自分自身で自己管理・健康管理ができるよう、栄養サポートが必要ないくらいの栄養指導ができる栄養サポーターになりたいです。

高校生へのメッセージ

女子栄養大学は、たくさんの学びや経験ができます。
また学生生活では、いろいろなことに挑戦して、目標に向かって充実した日々をぜひ過ごしてください!
 

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