平成27年度「20歳調査」調査報告(平成22年度卒業生対象)

平成22年度に坂戸市内の中学校を卒業した方々を対象に、平成27年度に「20歳調査」を実施しましたので、主な結果をご報告します。

調査の概要

1.調査の目的

平成 22 年度に坂戸市内8中学校を卒業した生徒(平成18年度小学5年生)の、 20 歳時の食生活、健康、生活習慣等について把握する こと 。

2.調査対象

平成22年度 に 坂戸市内 中学校に在籍した786 名のうち、平成23年3月に自分の宛名を書いた 封筒が回収できた 753名。

3 .調査方法

2種類 の調査票を12月に郵送し、1月に郵送で回収。

1 )健康・食生活に関するアンケート(現在の生活習慣、食生活、健康について)

2 )簡易型自記式食事歴法質問票(最近 1 ヶ月の習慣的な 食 事 内容 について)

 
調査の流れ

平成23年3月

各中学校で生徒が自分の氏名,住所を封筒に記入→封筒回収 753/786名(回収率95.8%)

女子栄養大学内鍵のかかる収納庫で保管
平成27年12月

依頼文書(お願い文)・調査票2種類の送付→送付者 700名  

平成27年12月~28年2月

調査票への記入回収 143名(回収率20.4%)

データの入力・クリーニング
平成293月~

集計・分析 141

 回答者について

  • 本調査の回答してくださった方の男女比はほぼ半々、自宅に住んでいる者が約9割と大半を占め、84%は現在も坂戸市内に居住している方でした。
  • 85%は学生で、勤めている者(アルバイト含む)は13%でした。

 【性別】 

【居住形態】

 

【現在の居住地】

【就労状況】

H27年度 バランスのよい朝食

 

  • バランスのよい朝食を食べることについて大切と思っている人は、男女ともに約半数、まあまあ大切と思っている人を合わせると9割以上の人がバランスのよい朝食は大切と思っていました。
  • バランスのよい朝食を食べることの自信については、かなりできると思う人は、男性は約18%、女性は約10%で男性の方が自信のある人が多かったです。
  • 朝食を食べる回数については、毎日食べている7回と回答した人は男性約40%、女性57%であり、女性の方が毎日食べていると回答した人が多かったです。週4回以上と回答した人は男女ともに約8割でした。
  • 朝食の内容については、週6回以上と回答した人は、主食(ごはん、パン、麺など)が男性54%、女性63%と最も多くいました。主菜(肉、魚、卵など)は、男性27%、女性22%、副菜(野菜、芋、海藻、きのこ)は、男性15%、女性14%、乳製品は、男性21%、女性22%、果物は、男性11%、女性10%でした。

 「バランスのよい」朝食を
食べることは大切か

 
 

 「バランスの良い」朝食を
食べることの自信

 

 朝食を食べる回数

 
 

朝食に主食を食べる回数

 

 朝食に主菜を食べる回数

 
 

朝食に副菜を食べる回数

 

 朝食に乳製品を食べる回数

 
 

朝食に果物を食べる回数

 

H27年度 健康を考えた食事

 

  • 健康のために食事を気をつけているかについて、「いつも気をつけている」と「少し気をつけている」と回答した人は、男性より女性の方が多く、男性54%、女性66%でした。 
  • 栄養のことを考えて食事をすることの自信に、「かなりできる」と「少しできる」と回答した人は、男女ともに51%でした。

 
健康のために食事に気をつける

 

 

 栄養のことを考えて
食事をすることの自信

 

H27年度 みんなで楽しく食事をしよう

 

  • 食事時間の楽しさについては、「いつも楽しい」と「時々楽しい」を合わせると、男性93%、女性97%でした。
  • 夕食を家族の全員またはほとんどの人と食べる頻度については、「ほぼ毎日」と「週4,5日」を合わせると、男性44%、女性47%でした。夕食を家族以外の人と食べる頻度については、最も多かったは、男性は「ほとんどない」で38%、女性は「週1日程度」で42%でした。
  • 家族と一緒に食事をすることは重要であるかについては、「とてもあてはまる」と「まあまああてはまる」を合わせると、女性の方が割合が高く、男性57%、女性76%でした。

食事時間の楽しさ

 

夕食を家族の全員または
ほとんどの人と食べる頻度

 

 
 夕食を家族以外の人と食べる頻度

家族と一緒に食事をすることは重要か