平成28(2017)年度「20歳調査」調査報告(平成23(2012)年度卒業生対象)

平成23年度に坂戸市内の中学校を卒業した方々を対象に、平成28年度に「20歳調査」を実施しましたので、主な結果をご報告します。

調査の概要

1.調査の目的

平成 23 年度に坂戸市内7中学校を卒業した生徒(平成 19 年度小学 5 年生)の、 20 歳時の食生活、健康、生活習慣等について把握する こと 。

2.調査対象

平成 23 年度 に 坂戸市内 中学校に在籍した 882 名のうち、平成24年3月に自分の宛名 を書いた 封筒が回収できた 835 名。

3 .調査方法

2種類 の調査票を平成28年12月に郵送し、平成29年2月までにに郵送で回収。

1 )健康・食生活に関するアンケート(現在の生活習慣、食生活、健康について)

2 )簡易型自記式食事歴法質問票(最近 1 ヶ月の習慣的な 食 事 内容 について)

 
調査の流れ

平成24年3月

各中学校で生徒が自分の氏名,住所を封筒に記入→封筒回収 835/882名(回収率95.8%)

女子栄養大学内鍵のかかる収納庫で保管
平成28年12月

依頼文書(お願い文)・調査票2種類の送付→送付者 777名  

平成28年12月~29年2月

調査票への記入回収 137名(回収率17.1%)

データの入力・クリーニング
平成293月~

集計・分析 136

 回答者について

  • 本調査の回答してくださった方の男女比はほぼ半々、自宅に住んでいる者、現在も坂戸市内に居住している者がそれぞれ約8割と大半を占めていました。
  • 76%は学生で、勤めている者(アルバイト含む)は21%でした。

 【性別】 

【居住形態】

 

【現在の居住地】

【就労状況】

 H28 バランスの良い朝食

 

  • バランスのよい朝食を食べることについて「とても大切」と思っている人は、男女ともに全体の約3分の2であり、「まあまあ大切」と思っている人を合わせると大半の人がバランスのよい朝食は大切と思っていました。
  • バランスのよい朝食を食べることの自信については、「かなりできる」と思う人は約7%で、「少しできる」と答えた人と合わせると、男性は47%、女性は55%で、女性の方が自信のある人が多くいました。
  • 朝食を食べる回数については、毎日食べている(7回)と回答した人は男性42%、女性57%であり、女性の方が毎日食べていると回答した人が多くいました。週4回以上と回答した人は男女ともに7割以上いました。
  • 朝食の内容については、週6回以上と回答した人は、
    • 主食(ごはん、パン、麺など)が男性53%、女性58%と最も多くいました。
    • 主菜(肉、魚、卵など)は、男性22%、女性20%、副菜(野菜、芋、海藻、きのこ)は、男性13%、女性12%と、主食に比べて低い割合でした。
    • 乳製品は、男性32%、女性17%で、果物が最も割合が低く、男性5%、女性4%でした

 「バランスのよい」朝食を
食べることは大切か

 
 

 「バランスの良い」朝食を
食べることの自信

 

 朝食を食べる回数

 
 

朝食に主食を食べる回数

 

 朝食に主菜を食べる回数

 
 

朝食に副菜を食べる回数

 

 朝食に乳製品を食べる回数

 
 

朝食に果物を食べる回数

 

H28年度 健康を考えた食事

  • 健康のために食事を気をつけているかについて、「いつも気をつけている」と「少し気をつけている」と回答した人は、男性より女性の方が多く、男性62%、女性75%でした。
  • 栄養のことを考えて食事をすることの自信に、「かなりできる」と「少しできる」と回答した人も、男性より女性で多く、男性52%、女性62%でした。

 
健康のために食事に気をつける

 

 

 栄養のことを考えて
食事をすることの自信

 

H28年度 みんなで楽しく食事をしよう

  • 食事時間の楽しさについては、「いつも楽しい」と回答した人は全体の約半分で、「時々楽しい」も合わせると、男女ともに9割以上の人が食事の時間は楽しいと感じていました。
  • 夕食を家族の全員またはほとんどの人と食べる頻度については、「ほぼ毎日」と「週4,5日」を合わせると、男女とも46%でした。夕食を家族以外の人と食べる頻度については、最も多かったのは「ほとんどない」で、男性46%、女性49%でした。
  • 家族と一緒に食事をすることは重要であるかについては、「とてもあてはまる」と回答した人は女性の方が多く46%(男性29%)でしたが、「まあまああてはまる」も合わせると、男性85%と女性79%よりも高い結果でした。  

食事時間の楽しさ

 

夕食を家族の全員または
ほとんどの人と食べる頻度

 

 
 夕食を家族以外の人と食べる頻度

家族と一緒に食事をすることは重要か