駒込祭は年に一度のビッグイベント!日ごろのゼミでの研究や実習などの学びの成果を発表し、地域の人たちに感謝を伝えるイベントです。2024年はコロナ禍明け2回目の開催で、1日目は大雨にもかかわらず来場者1,000人を超え、2日目は1,700人超の大盛況でした。
しかし、ただでさえ忙しい短大での開催にはいろいろな苦労があります。
実行委員長を務めた三輪千夏さんと、企画リーダーを務めた越石莉子さんにインタビューしました。

短期大学部
短期大学部/学園祭/実行委員/栄養士
これぞ学生生活!駒込祭実行委員会
実行委員会になった理由と、委員長になってからの活動を教えてください
三輪さん「私は高校生の時にオープンキャンパスで話した先輩が実行委員にいたので、1年次に駒場祭実行委員の副委員長なりました。」
越石さん「女子栄養では必ず何かの委員を担当しないといけないので駒込祭実行委員を1年次の時に選びました。2年次の各係のリーダーは、広報、企画、庶務・備品、衛生とも1年次の実行委員メンバーの中から挙手して決まりました。」
三輪さん「越石さんは企画のリーダーだったのですが、本当によく動いてくれていました。彼女がいなかったらどうなっていたかわからないです。」
越石さん「私たちが1年次は2年の先輩たちがコロナ禍で駒込祭を経験してなかったので、運営も本当に大変でしたが、今年は1年の実行委員の人たちもよく動いてくれたと思います。」
三輪さん「1年次の時に副委員長だったのでそのまま実行委員長になりましたが、忙しいのがわかっていたのでとにかく早く動いておこうと思って、1年次の終わりには各係のリーダーを決めて、4月のゴールデンウィークの前には実行委員を動かしていました。」
越石さん「予算の中で企画を決めたり、ゼミの研究室のシフトに合わせて実行委員のシフトを作ったりと、やることはたくさんあります。とにかく早く動いて連絡ツールを駆使してやり取りをしたので、みんなで顔を合わせて集まるのはほんの数回でした。」
大変だったことと、成功の秘訣はなんですか?
三輪さん「とにかく大変だったとしか言えないのですが、一番ありがたかったのは連絡ツールを教えてもらったことです。なかなかみんなと連絡が取れなくて、どうしたらいいかを教職員の方に相談したら、Outlookとteamsを教えてもらいました。これが大きかったです。それと、心配性でいつも先に心配事ばかり考えてしまうのですが、越石さんやみんながうまく受け止めてくれていたのも、本当に助かりました。」
越石さん「とにかくコミュニケーションです。縦も横も全員で関わるイベントで、外部とも連携することもあるし、やることがたくさんあるので本当に大変です。面倒に思う人もいます。でも教職員の方や先生方の牽引力もあって、みんなに支えていただいて感謝しかありません。」
今年の駒場祭で印象に残っていることはありますか?
三輪さん「2024年は学生が考えたパンのコンテスト「推しパンコンテスト」を始め、いろいろなイベントも企画しました。子ども向けに映画館をやって「ミニオン」を上映したらたくさんの人が足を止めて楽しんでくれたのも良かったです。」
越石さん「ゼミの発表や調理のデモンストレーション、「菌のアクスタ」も人気で完売しました。外部からピエロや変面のショーもあって賑やかになり、人がたくさん来てくれて楽しんでいただけたことが本当に良かったと思います。あと、実行委員のシフトを作ったことは良かったです。このおかげで効率よく運営することができました。」
駒場祭の実行委員会をやってみていかがでしたか?
三輪さん「乗り越えられるかとにかく不安でした。自分だけではできないことなので、たくさんの人と協働してひとつのことを作り上げて、自分についても学びました。乗り越えられたことは一生の思い出になりそうです。」
越石さん「内部とも外部ともコミュニケーションをとるので、そうしたことを学ぶのにはいい機会だったと思います。学生ならではの体験なので、2年間を全力で過ごしたい人は挑戦してほしいです。」
お話を聞いた学生
