JOURNAL KAGAWA ヨクシル
食文化栄養学科に編入し、食の表現を学びたい

短期大学部

短期大学部/編入/短大から四年制大学へ

食文化栄養学科に編入し、食の表現を学びたい

 高校生の時に食に関する授業を受けてから食の世界を目指していた大沢未歩さん。短大で栄養士として食と栄養の知識を身につけながら表現することにも興味を広げ、女子栄養大学栄養学部食文化栄養学科への編入を決めました。忙しい中で家庭料理技能検定にもチャレンジしている大沢さんの、編入までの道のりと将来について伺いました。

食文化栄養学科を目指した理由

 高校で食や農業について学ぶ機会があって、特に食に関することに興味が湧いて、この大学のオープンキャンパスに行きました。オープンキャンパスでは、「短大で栄養士の資格を取ってからでも」というようなアドバイスをいただき、最終的に女子栄養大学短期大学部に入学しました。

 編入を考えた時は両親から実践栄養学科を勧められたのですが、自分で作り上げて表現する方面に興味があったので、将来やりたいことを考えて食文化栄養学科を選びました。

編入のための準備は「単位・筆記・面接」

 編入をするには、ある程度の成績が必要なため、定期試験では高い評価がもらえるよう勉強に力を入れました。また、職員の方から「編入後のためにも基礎科目や専門科目をしっかりやっておいた方がいい」とアドバイスをいただき、手を抜かずに頑張りました。

 夏休みに実習があり忙しくて面接の練習はあまりできなかったのですが、自分が伝えたい内容や面接で聞かれる内容を考えて、オープンキャンパスでも確認をしました。

短大での学び

 短大で学んだことで一番印象に残っているのは調理学です。料理している瞬間が1番楽しく、日常で調理の工夫をしたり、学校で学んだものを家であらためて作ることが増えました。また、学内で主催している家庭料理技能検定を受けていて、今年は難関の1級に挑戦しました。松花堂弁当を一人で作ったり、大根の桂むきをしたり、技術試験が授業で教わらないことばかりで難しく、先生方に時間をとっていただき何回も練習しました。筆記も実技も頑張って筆記試験は合格だったのですが、実技は良い結果ではなかったためもう一度頑張りたいです。

 短大の2年間は授業や実習でとにかく忙しいです。覚えることも多いですが、それだけ身に付いている気がしています。

食に関する表現を広げて、海外の仕事もしてみたい

 食文化栄養学科では、幅広く学びたいと思っているのですが、特に食空間を一からデザインしてみたいです。お店のテーマや雰囲気を考えたり、お料理、内装を考えたりするのもやってみたいです。

 実家が個人経営で内装とかの仕事をしているので、将来は食空間づくりを含めて食に関する仕事をしたいと思っています。料理教室や飲食のお店に関することと海外の食文化にも興味があるので、海外の料理やお店に関わる仕事もしてみたいと思っています。

お話を聞いた学生