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「公認スポーツ栄養士になりたい」大学への編入を決めるまで

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短期大学部/編入/短大から大学へ

「公認スポーツ栄養士になりたい」大学への編入を決めるまで

「スポーツ栄養士として選手を支えたい」高校生の頃に出会ったこの夢を叶えるために、春に短大から実践栄養学科へ編入する高橋紗也香さん。スポーツ栄養を目指しながらの短大での2年間と編入までの道のりを伺いました。

「スポーツ栄養がやりたい!」短大入学から編入を決めるまで

 中高とスポーツをやっていて、進路や将来を考えた時に、自分が選手になるのもいいけど、人の役に立つ仕事がしたいと思うようになりました。いろいろ調べていくうちに「スポーツ栄養士」の仕事を知って、そこからスポーツ栄養を学びたいと思っていました。

 短大に進学したので、「もしかしたら他の進路を選ぶこともあるかもしれない」と、1年生の頃は進学と就職の半々くらいで迷っていたのですが、決め手になったのは、オープンキャンパスの「スポーツ栄養」のミニ講義です。この講義を受けて、改めてこの分野を学びたい!と思いました。

 他大学の選択肢もあったかもしれませんが、今学んでいる短大での授業の内容を信頼していたので、他と比べることもなく迷わず女子栄養大学への編入を決めました。

編入のための準備

 編入を決めたのは2年次の4月頃でしたが、1年次の間にも編入を選択肢として考えていたので、四大で周りの人たちについていくためにも、再試験になることがないように勉強に励んできました。

 編入試験では面接があり、私は高校進学と大学進学の際に面接を受けた経験がなかったので、ゼミや授業でよくしていただいた先生方や就職・進学のサポートをしてくださる職員の方にアドバイスをもらって面接練習をしていただき、改めて将来の夢について考えることができました。

 短大は先生方との距離が近く、授業以外に学校内で会った時にもお話ができるくらいです。授業でわからないところがあればその日のうちに聞きに行っていましたが、いつも親身になって教えてくださって、先生方と友達との雰囲気がとても良かったです。

短大で一番記憶に残っているのは「プロの栄養士として現場で働くこと」

 短大の校外実習では、学校のカフェテリアと事業所の社員食堂で給食の業務を体験しました。カフェテリアでは、栄養士として調理の指示を出したり、下処理作業と主調理の作業に分かれて調理をしました。自分が栄養士として指示を出し、時間内に調理が終了できるように効率よく作業を進めるのが大変で、一番記憶に残っています。社員食堂では、そこで働く栄養士の方や調理師の方と同じように働くので、本当の現場を体験出来てとても身になりました。

スポーツ栄養を学んで、公認スポーツ栄養士になりたい

 編入後の3年次からは周りについていけるか不安もあるのですが、オープンキャンパスで聞いた「周りの仲間と切磋琢磨できる」という言葉がとても印象に残っています。自分から積極的にいろいろな人と関わって、仲間と一緒に学んでいきたいと思っています。

 スポーツ栄養を学んだら、公認スポーツ栄養士になりたいです。難しい資格だと聞いていますが、その分やりがいもあると思います。スポーツに関わる現場での経験を積んで、いろいろな知識でアスリートや選手たちをサポートしたいです。

お話を聞いた学生