JOURNAL KAGAWA ヨクシル
就職も進路も、学生の「なりたい」を応援

短期大学部

駒込教務学生部
就職課

就職も進路も、学生の「なりたい」を応援

 本学短大の就職率は2年連続100%。短大の2年間という短い期間でも、学生が希望する道へと歩めるよう、先生方と就職担当窓口が連携して、学校全体でしっかりと就職活動をサポートしています。また、本学は4年制大学や専門学校へ進学を目指す学生にもサポートしています。アットホームで学生との距離が近い、本学ならではの就職活動・進学準備へのサポートについて、実際の相談窓口を担当する佐々木寛幸さんにインタビューしました。

短大ならではのサポート就活は、「まず信頼感」

 短大生の就職活動は4年制大学の学生と比べて時間がありません。入学直後から専門性の高い知識や技術を修得しつつ、自身の進路を1年後から始まる就職活動・進学準備に向けて考える必要があります。そのサポートの為に、1年次の10月頃に全員と進路の個人面談を行います。この面談で本格的な進路選択につながるような話をしなければいけません。困ったり悩んだりする事があった際に気軽に相談できるように、積極的なコミュニケーションを図り信頼関係を築けるよう心掛けています。

 進路相談の時にも、進路がたとえ食や栄養とは関わりのない道だったとしても、絶対に否定しません。就職活動・進学準備の相談から脱線して全く関係のない悩み相談になることもありますが、将来を考えるきっかけになればと思い学生と接しています。何かあったら決して抱え込まず相談しにきて欲しいです。

さまざまな就職サポート講座も充実!

 本学のキャリア支援では、就職ガイダンスや企業セミナー、ビジネスマナー講座などの支援プログラムを年間約20講座実施しています。モチベーション講座や卒業生の話を聞く会など、短大2年間でしっかりと進路を考えるきっかけとなるような講座から、コミュニケーションスキルアップ講座、就活メイク講座などの、社会に出てからも役立つ講座も多数用意しています。

 進路相談はもちろんのこと、履歴書・エントリーシート添削や面接試験対策は随時行なっていますので、積極的に活用してください。

「内定」、「合格」も大切だけど、3年、5年、10年先を見越した進路実現を

 キャリア支援として進路実現のゴールは、必ずしも就職試験「内定」、進学試験「合格」ではありません。私たちがするべきことは、その人の3年後5年後10年後を考えてもらえるように支援をしていくことだと考えています。そのため、1年次10月頃の最初の面談は「就職面談」ではなく、「進路面談」です。

 短大から栄養士として社会で経験を積み、管理栄養士を目指すことも出来る。一般企業に入って本学での学びや経験を活かしつつ、キャリアを積むことも出来る。また、学びを深める為に4年制大学や専門学校に進学することも出来ます。このように短大卒業後の進路は多岐に渡ります。短大卒業直後の進路に振り回されるのではなく、その先の3年、5年、10年先を思い描きながら、「なりたい」自分を実現できる進路選択をして欲しい、というのが私たちの思いです。その為に私たちは全力でサポートします。

 少し先の未来を考えるのは簡単ではありませんが、ぜひ、悩んでください。悩めば悩んだほど、納得のいく進路選択となり後悔も少ない明るい未来になると考えます。就職試験「内定」や進学試験「合格」に繋げるだけではなく、進路に関する悩みに寄り添い将来を一緒に考えることが私たちの使命と捉えています。

学生の「素直さ」を大事に、卒業後にも繋がる信頼関係を

 企業の人事担当の方にも言われるのですが、本学の学生に共通しているのは「素直さ」だと思います。学生一人一人と向き合い、結果だけではなく学ぶ姿勢やプロセスもみながら指導をする教育体制ができています。そして、その体制が学生と信頼関係を生み、背伸びや無理をしたりせずに、素直でいられるのだと思います。

 また、私たちは卒業生対象の就職支援も行っています 。食・栄養・健康と専門性の高い学校だからこそ本学の卒業生を採用したい求人があります。その際も求人紹介や支援もお手伝いさせて頂いています 。卒業生の中には、転職して希望の企業や職種に就けた時にも報告に会いに来てくれる方もいて、卒業後も母校との繋がりを大切にしてもらい、嬉しく思います。卒業後も繋がれる短大として、受験生も卒業生もぜひお越しください。

お話を聞いた職員