JOURNAL KAGAWA ヨクシル
小児糖尿病サマーキャンプに本学の学生が参加しました

学びと教育

小児糖尿病サマーキャンプに本学の学生が参加しました

2025年8月11日〜14日、埼玉県立小川げんきプラザで開催された「第35回埼玉県小児糖尿病サマーキャンプ」(埼玉つぼみの会主催)に、本学 実践栄養学科および保健栄養学科養護専攻の学生が生活・栄養スタッフとして参加しました。

このキャンプは、インスリン治療を行う小学生から高校生までを対象に、病気への理解を深めるとともに、仲間との交流を通して自立をめざす3泊4日の教育プログラムです。本学の臨床栄養管理研究室(恩田教授)は10年以上にわたり参加し、医療・教育・栄養の視点から支援を続けています。

これからキャンプ開始!

これからキャンプ開始!

学生たちは春から準備会に参加し、他大学の学生や医療スタッフと協力して当日を迎えました。キャンプ本番では、医師・看護師・臨床心理士などの専門職と連携し、生活支援やカーボカウントを用いた食事支援を実施しました。野外炊飯では子どもたちと一緒に100人分のカレーを調理し、食事と血糖コントロールの関係について学ぶ機会を提供しました。

この活動は、子どもたちが病気と前向きに向き合い、自分らしく生活する力を育む場であると同時に、学生にとっても「食の大切さ」や「チーム医療の意義」を実感できる貴重な経験となりました。

参加学生の声

今後も本学は、実践を通じて子どもたちの健康を支えるとともに、未来の専門職として活躍できる人材の育成に努めてまいります。

女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部は、2026年4月より共学化に伴い、日本栄養大学・日本栄養大学短期大学部に名称変更いたします。