JOURNAL KAGAWA ヨクシル
令和7年度 「栄養教諭教育実習報告会」開催

実践栄養学科

令和7年度 「栄養教諭教育実習報告会」開催

実践栄養学科では、特別活動論などの教職科目や、小・中学校での食育授業の指導法について学び、学校給食を教材として活用した「食育」を実践できる「栄養教諭」の養成を目指しています。
例年、4年次の「教育実習」が終了すると「栄養教諭教育実習報告会」を行っており、今年度は、7月30日、現職の栄養教諭、学校栄養職員として活躍している卒業生にも参加していただいて、実施しました。
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

卒業生の言葉が大きな学びと励まし

今年度は4年生13名が、5月から7月にかけて小学校で教育実習を行いました。

報告会では、各自が実習中に取り組んだ研究授業や給食指導の内容に加え、実習を通して得た学びや気づきについて発表。来年度に実習を控えた3年生も参加し、先輩の報告に熱心に耳を傾けていました。

当日は、教育実習前にご指導いただいた非常勤講師の先生方をはじめ、学長、副学長、学科長を含む多くの教職員が出席し、4年生の真剣な報告に耳を傾けました。

また、現在栄養教諭や学校栄養職員として活躍している卒業生18名にもご出席いただきました。遠方からお越しくださった方や、就職1年目の若手、経験豊富なベテランなど、さまざまな立場の卒業生から在学生の発表に対してアドバイスをいただき、会場は温かな雰囲気に包まれました。

特に、卒業生による小・中学校での具体的な実践に基づく体験談、在学生からの質問に対する丁寧なご対応いただけたことは、進路や将来に不安を抱く学生たちにとって、大きな学びと励ましの機会となりました。

卒業後につながるネットワーク

本学では、教育実習指導に卒業生を講師として招くなど、実社会とつながる実践的な学びを大切にしています。こうした機会を通じて、在学生と卒業生、また卒業生同士がつながることが、卒業後のネットワーク形成にもつながっています。

教職員にとっても、卒業生の活躍を知り、教育のさらなる充実を図るための貴重な機会となりました。

今後も、卒業生・在学生・教職員がつながり、語り合い、学び合う機会を大切にしていきます。

女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部は、2026年4月より共学化に伴い、日本栄養大学・日本栄養大学短期大学部に名称変更いたします。