香川調理製菓専門学校の川内唯之先生が豊かな感性と高い技術で作り上げたスイーツが洋菓子専門月刊誌の表紙を飾りました。作品のコンセプトとともに、先生が責任者を務める菓子工房プランタン、そしてKAGAWAの学びを紹介します。

学びと教育
Kagawaのスイーツが洋菓子専門月刊誌の表紙を飾る
川内先生製作の「タルト・シトロン・ノワゼット」が洋菓子専門月刊誌の表紙を飾る
洋菓子専門月刊誌「GÂTEAUX(ガトー)」6月号(一般社団法人日本洋菓子協会連合会)の表紙に、香川調理製菓専門学校の川内先生が製作した「タルト・シトロン・ノワゼット」が掲載されました。川内先生は、専門学校の実習施設でもある「菓子工房 プランタン」の責任者も務めています。

▲表紙画像のご提供:一般社団法人日本洋菓子協会連合会
伝統菓子の再構築!絶妙なバランスを究めた一品
クラシックなフランス菓子のひとつ「タルト・シトロン」にヘーゼルナッツを合わせ、再構築したものです。クリームチーズ、レモンカード、ヘーゼルナッツの薄い層を重ね、上の絞りも含めて現代的に仕上げています。サブテーマとしてバニラを要所に効かせているほか、皮ごと茹でて仕込むコンフィ・シトロンで酸味だけでなく苦みもプラス。それらがアクセントになりつつも最終的にはタルト・シトロンに着地するようなバランスにしています。
夏向けのタルトで、現在、菓子工房プランタンで販売中です。ぜひ、絶妙なバランスを味わってみてください。

▲「タルト・シトロン・ノワゼット」はプランタンで販売中
菓子工房 プランタンは来年創業70周年
菓子工房プランタンは、来年、創業70周年を迎えます。プランタンという名前は、雑草のようにたくましく生きのびるようにと、オオバコの意味を持つフランス語から名付けられました。「菓子も食事の一環として考えなければいけない。また菓子は生活に憩いを与える重要な役割を持つ」という創業当初からの理念は、伝統として今も引き継がれています。
店舗での製作・販売、専門学校の実務教育の場としての充実とともに、様々な社会活動に積極的に携わることで、プランタンの魅力、お菓子の魅力、Kagawaの学びの魅力を発信し続けています。

▲プランタンで働くみなさん(後列右端が川内先生)
スイーツの世界が広がるKAGAWAの学び
専門学校の図書室や隣接する女子栄養短期大学部の図書館には、スイーツにまつわるさまざまな書籍があります。授業はもちろん、教員や先輩、卒業生との出会い、本や雑誌との出会いを通して、自分の興味・関心を深めていくことのできる学びです。

▲専門学校図書室
KAGAWAの学びの特徴は、日本料理、中国料理、フランス料理も、菓子やパンも学ぶ、調理・製菓に関する総合的な学びにあります。

▲短期大学部の図書館
専門学校の生徒の皆さんも利用できます。「GÂTEAUX(ガトー)」6月号は館内で閲覧できるよう7月末まで展示します。ぜひ、ご覧ください。
女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部は、2026年4月より共学化に伴い、日本栄養大学・日本栄養大学短期大学部に名称変更いたします。