2026.07.23
学園
【国際交流】マレーシアの大学から38名が本学を訪問しました
【国際交流】マレーシアの大学から総勢38名が本学を訪問しました
6月30日(火)、マレーシアの私立大学Management & Science University (MSU)(以下MSU)から学生34名、教員4名(計38名)が坂戸キャンパスを訪問しました。MSUはマレーシア・セランゴール州にある比較的新しい私立総合大学で、栄養学が学べる健康生命科学学部以外にも、ビジネス、薬学、看護学、情報工学、教育学、観光など幅広い学部を設置しています。今回のMSUの訪問は、栄養科学研究所の香川雅春教授・副所長の受入れによって実現しました。
■日本人学生との交流セッション
MSUはまる1日、本学に滞在しましたが、様々なセッションの中で一番盛り上がったのが、学生交流のセッションです。
このセッションは教養科目である外国語コミュニケーションを履修している保健栄養学科保健養護専攻の学生の協力で行われました。同年代の日本人学生の登場にMSUの学生は興味深々で、多くの質問が出ました。日本人学生は栄大での生活についてスライドを交えて紹介し、特に学生の手作りお弁当(キャラ弁)の写真や、サークル活動、MSU学生の宿泊先である川越の観光スポットの紹介では多くのMSUの学生が関心を示していました。
一方、MSUの学生からもマレーシアが多民族国家であり、食を含む伝統文化が多様であることの紹介がされ、本学の学生にとっても学びのある機会となりました。
▲教室内での交流セッションが終わると、日本人学生によるキャンパスツアーが行われました。
▲MSUの引率教員4名と本学のマレーシア人留学生(ムハンマド・ウマイル/博士後期課程2年生)との1枚。本学での研究や、大学生活についての生の情報も伝えることができました。
■午後のセッション

▲香川教授による英語による講義「Public health issues in Japan」
午後には2つの講義が実施されました。最初の講義は香川教授による「日本における公衆衛生問題」です。日本の食料自給率低下の問題、高齢化の問題、糖尿病予備群の問題、それから特に日本女性特有の低体重の問題にも触れ、課題を浮き彫りにした上で、どのような健康政策や教育が日本で取られているのかを分かりやすく解説してくださいました。MSUの学生の中には、栄養や健康に関連のない学部の学生もいましたが、みんな熱心に耳を傾けていました。

▲庄司専任講師による英語による講義「Four-Food Group Scoring Method developed by funder of Japan Nutrition University」
2つ目の講義は、庄司久美子専任講師(基礎栄養学研究室)による四群点数法についての講義です。四群点数法とは、本学の創立者である香川綾が考案した食事法で、食品を4つの群に分け、80kcalを1点として考えることで、栄養バランスとエネルギー量を同時に管理できる方法です。四群点数法では野菜や果物と同じ3群にジャガイモが分類されており、ジャガイモは炭水化物だけでなくビタミンCが含まれているため、そこに分類されているという説明には、MSUの学生は高い関心を寄せていました。また、マレーシアで良く使用されるココナッツミルクのあぶらは良いのかという質問もあがりました。今回の訪問では栄養・医療系だけでなく薬学、法化学、ビジネス、教育を学ぶ学生も参加していましたが、「食べ物」については分野・国を問わず人々の関心が高いことが分かりました。

