- 栄養学部 保健栄養学科 栄養イノベーション専攻
カリキュラム・資格
2026年度入学生用(予定)カリキュラム

★の科目は栄養学部共通専門科目/●の科目は必修科目および栄養士資格必修科目
研究室紹介
食生態学研究室【武見 ゆかり 教授】

人々の食物選択の要因を、周囲の人々や食環境との関わりで考え、解決策を導きだす
食習慣や食事の嗜好、家庭環境など、人々の食生活について、地域や生活環境の面から要因を分析・解明する学問が食生態学です。人の健康はもとより、地球環境にもやさしい食事と食環境のあり方を模索しています。企業や地方自治体との共同プロジェクトで、商品開発や栄養教育イベントを実施します。大学院生と一緒の実践的な活動が多いのも特徴の1つ。
生物分析検査学研究室【末吉 茂雄 教授】

臨床検査技師として不可欠な「考える力」。知識や技術とともに、研究を通じて育む
臨床検査技師を目指す学生が多く所属しています。学修するのは、体内の血液成分と健康状態との関連性。血液は多様な成分で構成されており、成分の微細な変化が健康を大きく左右することも。変化の推移やその原因を考察する力が臨床検査技師には不可欠です。研究を通じて知識や技術はもちろん、些細な変化に気づき、考える力も養いたいと考えています。
卒業研究一覧( 抜粋)
- パスタにおける盛り付けと嗜好の関連調査
- 子ども食堂の現状と課題─みんなが繋がる場を目指して─
- 気仙沼市料理交流会の意義
- ビタミンK によるカルシウムチャネル(TRPV 6 ) の発現促進
- 全血用試料における凍結融解による血糖即測定への影響
- 末梢血液塗抹標本作成と染色法についての教材の教育的強化
- 小学3 年生を対象とした野菜摂取意欲及び生産者・調理担当者に対する感謝の気持ちを高める食育の検討
- Listeria monocytogenes のバイオフィルム形成量測定のための実験 条件の検討
- 在宅医療における臨床検査技師の将来展望~在宅医療研修の必修化に向けて
- Ready-to-eat食品におけるListeria monocytogenesの汚染状況調査
- 味噌の褐変に関する研究
- 小学生のタブレット学習の実態と課題
- 家庭科教員の資質• 能力に関する研究:経験による比較分析
どんな未来が待っている?
卒業後活躍が期待されるフィールド

栄養士:受託給食会社、保育園など

臨床検査技師:病院の検査科・輸血科・病理診断科、衛生検査所、健診施設など

家庭科教諭:中学校、高等学校
- 食産業での食品製造、衛生管理、品質管理、品質保証などの業務
- 食品企業、美容関連企業、製薬企業などの研究・開発
- 食品企業、商社、給食受託会社、流通関連企業でのマネジメント業務など
- マーケティング業界、IT 企業、システム開発研究など
- 民間企業における食育ゲームなどの開発、レシピサイトの作成・分析
- 行政、健康づくりのためのデータ解析・事業評価
- 大学院進学
取得できる資格とは?
- 栄養士
- 臨床検査技師(国家試験受験資格)
- 中学校・高等学校教諭 一種免許状「家庭科」
- 食品微生物検査技士(受験資格)
- 栄養と調理技能検定
- バイオ技術者(受験資格)
- 食品衛生監視員(任用資格)
- 食品衛生管理者(任用資格)
- ITパスポート(国家試験)
家庭科教諭免許取得も可能!!

家庭科教育でのデータサイエンスの活用、フードシステムやフードセキュリティなどの社会課題の解決に強い家庭科教諭を養成します。
家庭科教諭として、生活の科学的な理解や課題を解決する力、持続可能な社会を創造する力を育てます。
栄養士に加え、フード・ウェルネス領域、栄養データサイエンス領域では、家庭科教諭一種免許の取得も可能です。