JOURNAL KAGAWA ヨクシル
「上福岡七夕まつり」でイベント限定メニューを開発・販売

食文化栄養学科

【食文化栄養学科 ゼミ活動】
食料・地域経済学研究室

「上福岡七夕まつり」でイベント限定メニューを開発・販売

食文化栄養学科のゼミ活動の様子をお届けします。
今回は、「食料・地域経済学研究室(平口 嘉典准教授)」のゼミ生が、2025年8月2日(土)に開催した上福岡七夕まつりの特別イベント「お茶で楽しむ・つながる 上福岡七夕まつり」に出店し、当日はイベント限定メニューを開発し、販売しました。
メニュー開発に携わった学生は、自身の所縁のある土地に「食で地域貢献したい」という思いから、今回の取組みに繋がりました。

「新しくて美味しそう!」を形にする難しさ

今回の特別イベント限定メニューは、日本茶文化を絶やさず、お茶で地域を繋ぎ活性化させたいとの想いから、イベントを主催する地元のお茶屋「有限会社松澤園」と昔ながらのサンドイッチを継承する「Latte sandwich」とのコラボにより生まれたものです。この特別イベントでは、お茶文化に慣れ親しんだご年配の方から、急須でお茶を飲んだことがない子どもたちまで「お茶を通じて多様なつながり」がテーマでした。

このテーマに合うように、地元のお茶とサンドウィッチに付加価値をつけ「新しくて美味しそう!」と誰もが思え、地元の方が喜ぶメニューを開発するのに苦労したとのこと。茶葉の配合による色見や味にこだわり、トッピングは柑橘系を添えて第一印象でパフェと伝わるように、栄養を軸にした食文化栄養学科での学びを活かして、メニュー開発に取り組みました。

ゼミ活動を通して、地域住民と交流を深めることが地域振興につながる

地元の方と食を通して交流する様子

地元の方と食を通して交流する様子

食料・地域経済学研究室では、食・農を通した地域振興を目的にフィールドワークを行いながら、栄養学の観点でその地域の問題発見やその解決策の検討・提言を行うことが出来るようになることを目標としています。地元の食品を活用したメニュー開発や商品開発、食の観光マップ作成などで地域振興につなげ、卒業研究として取り組んでいます。

学生にとっては実践的な学びの場でもあり、地域に人々には栄養を軸に学んだ学生の自由な発想に触れる機会でもあり、食を通した地域との交流が、地域振興につながっています。

女子栄養大学・女子栄養大学短期大学部は、2026年4月より共学化に伴い、日本栄養大学・日本栄養大学短期大学部に名称変更いたします。