
2025.03.10
社会連携
清和学園高等学校 調理科卒業作品展に松柏軒が協力
本学松柏軒レストランスタッフが学校法人一川学園 清和学園高等学校(埼玉県入間郡越生町)の調理科3年生を対象に3回の事前授業を行い、3年間学んだ集大成として料理を披露する卒業作品展の開催に協力しました。
私立高校初となる文部科学省の「マイスター・ハイスクール事業」(産業界と専門高校が一体となり、地域産業の持続的な成長を牽引する最先端の職業人材を育成する事業)の対象校として認定された同校と本学は令和5年12月に高大連携教育協定を締結し、越生町の課題解決に向けた取り組みを行うなど、本学の知見をもとにした連携活動を進めています。
同校調理科の卒業作品展では毎年生徒たちが松花堂弁当を作り、保護者や来賓の方々を招いて召し上がっていただいていましたが、今年度は調理科6期生28名が初となる立食ビュッフェの料理提供に挑むこととなり、同校からの依頼を受けた松柏軒スタッフが調理方法や盛付などのアドバイスを行い、ビュッフェに使用する調理器具や料理に合う大皿、食器類、備品なども松柏軒レストランから貸出を行いました。

事前授業の様子

卒業作品展会場の様子
2月7日(金)に実施した1回目の事前授業では、生徒たちが卒業作品展で提供する料理を各班ごと1品を試作から盛り付けを行い、ビュッフェの盛り付け方やマナー、サービスの仕方などの講義を行いました。
2月25日(火)と28日(金)に実施した授業では、調理をした料理を卒業作品展当日に使用する大皿に盛り付けを行い、生徒たちは四苦八苦しながら、各班でアイディアを出し合い、チャレンジしていました。
松柏軒より調理方法や盛り付けの際の空間の活かし方や、立体的に高さを出す盛り付け方などを教え、当日の会場作りや設営も行いました。

提供された料理の品々



3月4日(火)の卒業作品展当日はテーブルへの料理の並べ方をアドバイスし、生徒たちが調理した気持ちのこもったたくさんの料理が並べられ、来場された保護者や来賓の方々からは「まるでホテルのビュッフェのようだ」とのお声もいただいたとのお話で、とても喜ばれた卒業作品展になりました。