女子栄養大学短期大学部

02 就職活動の進め方

就職活動は今後の人生の方向性を決める重要な分岐点です。自分に合った企業を見つけ就職するには自分の能力、興味・関心、価値観について理解した上で、採用担当者に自分の意見をしっかりと伝え、共感してもらう必要があります。
どのように働きたいのか自分なりの選択軸を持ちつつも、柔軟に、そして諦めずに就職活動を行うことが大切です。

自分の「やりたいこと」「できること」を見つけて(自己分析)、求人情報を探し(エントリー、説明会や見学会への参加)、希望の進路決定(内定・合格)が出来るまで活動を続けましょう。

就職活動の進め方


自己分析・自己理解

自分の価値観・判断基準を知ろう

・自分史を作る(過去の振り返り)

生まれてから現在までをいくつかの単位(小学校、中学校、高校…)に区切り、それぞれに「(当時の)夢」「大きな出来事・印象に残る出来事」「学校生活について」など思いつくまま書き出してみましょう。 その時々の行動や感じたことを「なぜ?その行動をとったか」「なぜ?そう思ったか」のように「なぜ?」をキーワードに掘り下げてみると、 自分のこれまでの経験はどの価値観に基づいたものなのかが見えるでしょう。

・適性検査の受検

就職情報サイトのコンテンツの適性検査等も活用しましょう。

・家族や友人へのリサーチ

他者から自分がどう見えるかを分析してもらうことで、自分では気づかなかった一面に気づくきっかけになるでしょう。


キャリアデザインを考える~将来の生き方について考えよう~

短大卒業後、栄養士としてどのような現場でどのような経験を積みたいのか? 進学して更に学びを深めたいのか?など、大枠でも構わないので将来について考えてみましょう。その希望を叶えるための道筋は就職活動の方向性を示すものになります。


選択軸を持とう

仕事内容、勤務地、給料、休日…など、就職に求める条件や、誰に喜ばれる仕事をしたいのか等の職業選択の軸を考えましょう。その条件に「優先順位」をつけると、自分自身の優先順位に合う求人・企業の情報収集やエントリーがしやすくなります。また、ある程度譲歩できる条件項目も明らかになるでしょう。

求職登録

短大就職担当では、全員と進路確認面談を行います(求職登録/進路確認カードの提出)。


情報収集

就職情報サイト、卒業生の就職先、興味関心のある商品や店舗などから、就職先に関するさまざまな情報収集をしましょう。自分の常識だけにとらわれず幅広く情報収集することがポイントです。


就職情報サイトを上手に活用しよう。

1年次の6月には各社就職情報サイトがプレオープンし、インターンシップや 企業情報の収集など利用することができます。具体的な求人情報は1年次の3月以降に公開されることが多いですが、それまでは興味関心のままに企業を探す、適性診断を受ける、筆記試験対策や就活マナーなどの役立つコンテンツの閲覧や利用ができます。積極的に使いましょう。



就職活動プレイスメントガイド