令和2年度 食文化栄養学実習

平口嘉典ゼミ■食料・地域経済学研究室


坂戸市の居酒屋をPRしよう!
コロナに負けないために


 大学入学時に坂戸市に引っ越してきてからずっとお世話になってきたバーがあった。第二の実家のようにも思えたその店は2019年末で閉店してしまった。私はその事がとても悲しく、これ以上自分の好きな店も誰かの好きな店も潰れて欲しくないと感じ、坂戸市の居酒屋をもっと多くの人に知ってもらい、来て欲しいという思いから、居酒屋の振興を研究テーマとした。また、新型コロナウィルスの感染拡大が居酒屋に大きな影響を与えたことから、その影響も踏まえて調査を行うこととした。
 研究目的は、坂戸市内の個人経営の居酒屋の振興である。特に、新型コロナウィルスによる影響を踏まえた上で、PR 方法を検討し、実践する。
 はじめに、坂戸市の飲食店の現状を知るために、坂戸市商工会へヒアリングを行った。坂戸市商工会に属している飲食店の年間件数は近年横ばいで推移しており、商工会では飲食店を盛り上げるために街バルを運営していた。街バルでは、新規顧客獲得の成果を得ていた。
 次に、新型コロナウィルスの影響、支援方法を知るために、坂戸市役所にもヒアリングを行った。新型コロナウィルスの影響が顕著になった2020年3月前後で飲食業および居酒屋の店舗数は数店舗増えていた。市の支援として支援金給付や市内企業を応援するサイトを立ち上げ・運営を行っていた。
 また、飲食店の実際の状況を知るため、坂戸市の居酒屋にもヒアリングを行った。
 様々な方からの話を聞いて私にできることは何かを考えた結果、分かりやすくスマホでも見やすいようにおすすめの居酒屋をインスタグラムに投稿し、Googleのマイマップと連携をして紹介をした。1学生である私にできることは少ないが大好きな場所がこれ以上なくならないように協力していきたい。