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安次富順子さん琉球新報賞受賞

沖縄支部長 安次富順子さん 琉球新報賞受賞
長年に渡り琉球料理の継承・発展に尽力

沖縄県の振興・発展に貢献した方に贈られる琉球新報賞を、この度、沖縄支部長 安次富順子さん(学部昭和41年卒)が受賞され、9月18日に贈呈式が挙行されました。
安次富さんは、琉球料理の体系化に取り組んだ母親の故新島正子さんと共に、琉球料理の継承・発展に尽力され、現在、琉球料理保存協会の理事長として活躍されています。
王朝菓子の研究と再現に携わって半世紀。琉球王国滅亡や沖縄戦で文献資料を焼失し継承が危ぶまれた王朝菓子は、人から人へと手業で継がれ「途絶えさせぬ」という情熱に支えられてきました。また、民間伝承の茶「ブクブクー」を聞き取りや文献調査で復元しています。
 
安次富さんが沖縄の食文化にはまり込んだのは、栄養大学時代の親友の「あなたには拘れる故郷があっていいわね~」の一言だったそうです。
 
安次富順子さんの受賞を心よりお祝い申し上げます。