香友会ニュース
2019年度香友会全国支部長会開催

 2019年度「香友会全国支部長会」が6月22日(土)女子栄養大学坂戸キャンパスにおいて開催されました。北海道から沖縄県まで、全国44支部合計71名の代表者が集まり、活発な討議、情報共有ができ、今後につながる有意義な会となりました。

 山下静江香友会会長、成瀬克子副会長・支部支援部部長の挨拶の後、平成30年度の支部活動・ブロック活動報告がおこなわれました。また、支部活動を円滑に進めるための支部支援の細則、助成金申請の流れについても詳しい説明がありました。

 地域ブロックに分かれた討議では、研修の企画内容に関しての意見交換。そして地域やブロックが抱える問題点なども上げられ、認識を共有化できました。

 さらに、テーマ別討議では「会員増に向けての方策を考える」という大テーマのもと、2つのテーマを設定し、小グループで自由に活発に意見を出し合いました。

テーマA:
若い会員の支部発動への参加を促すことを目的にIT、SNSを利用し活用する方策を考える。
まとめ:
大学がLineやFacebookで発信しているので、登録してさらなる具体策を考える。支部の活動案内にSNSを利用する良い面がある一方、その被害について考えると敬遠される可能性もあるので、会員の希望を調べる。香友会ホームページを活用し、行事や活動の様子は写真などを使いビジュアルで発信する。香友会活動に参加するメリットの周知のためには、多少費用がかかってもプロの力を借りることも必要ではないか。

テーマB:
地位密着の人材の発掘法、年代別に核になる人材の発掘法を考える。
まとめ:
同期会・研究室・職域別の会など、様々な機会を捉えて香友会活動への参加を促す。専門的視野に立った健康に関する情報を発信していけば、支部活動の重要性が認識され、親密度も増すのではないか。食育・調理・工場見学など、家族同伴で参加できるような楽しい行事を企画する。支部総会の折に会員の職業や専門性に関する情報を提供してもらう。地域の行事を利用して会員同士で集まり「料理」を通した交流をする。研修も大切であるが同窓生同士の親睦を深めることも大事だ。

 支部の活動をどう活性化していくのか。地区の代表として真剣に率直な話し合いをおこない、「有意義な意見交換ができた」との声が多く聞かれました。

テーマ別討議

 会議終了後には夕食懇談会が開催され、学園より香川明夫香友会名誉会長・理事長・学長、香川靖雄副学長、五明紀春副学長、染谷忠彦常務理事にご出席いただきました。松柏軒の和洋料理の他に、福島支部監修の郷土料理「かつおの揚げ浸し」「さんまのぽうぽう焼き」「いか人参」「グリーンカレー」「こづゆ」「アスパラとつまみ鱈の漬物」の6品も提供され、和やかに美味しく楽しく、懇親を深めることができました。支部支援活動の発展は、今後の学園の益々の発展につながっていくと信じて、さらなる地域活動に力を注ぎます。皆様、ぜひ各地域の活動に参加してみてください。

 

福島支部監修の郷土料理

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かつおの揚げ浸し

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さんまのぽうぽう焼き

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こづゆ

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いか人参