
香友会会長 磯田 厚子〔学部昭和47年卒・大学院修士昭和49年修了〕
今年4月より、旧女子栄養大学は日本栄養大学に名称変更します。変更する理由は、女子大ではなく共学の大学となるためです。同窓会である香友会も、香川栄養学園香友会に名称変更しました。
共学化及び大学の名称変更について、今から1年半ほど前に学園より、卒業生がどう考えるか前会長さんなどに伺ってほしいとの相談がありました。私が学園に在職中にも2回ほどそのような提案が挙がったことがあります。当時はいろいろな意見があり、結局は実現しませんでした。今回は、今までの会長や役員をされた方々の複数人に相談したところ、大半の方が、「遅いくらい」と賛成の意見でした。
賛成のご意見の多くは、入学者確保という経営上のこともあるが、それ以上に、本学の専門である栄養学を男女問わずに教育する意義や、専門職の育成というという観点でも女子に限定する時代ではないとの意見がありました。学園では、もともと大学院や学部二部(現在は廃止)、専門学校は共学となっています。女子大と名称はついていましたが、建学の精神や教育目的に特別に“女子教育”を掲げた大学ではありませんでした。私自身も、“女子栄養大学”という名称には愛着と自負心をもつものの、共学という方向性は歓迎するものです。
いよいよ入学の時を迎えました。実践栄養学科(管理栄養士受験資格取得)、保健栄養学科栄養イノベーション専攻(栄養データサイエンスや臨床検査技師育成)、保健栄養学科保健養護専攻(養護教諭育成)、食文化栄養学科(食ビジネスや商品開発志向)は、それぞれの専門に向かって、共学化するメリットを最大限に生かして歩むことを期待しています。
香友会としては、今まで以上に学生さんや卒業生を支え、ネットワークを強化していきたいと考えています。もともと共学である専門学校には“香流会”という部会ができていますが、二部や大学院の卒業生とのつながりは少し弱いように感じています。在籍年数が少なく、また社会人入学などすでに職業を持って入学された方も多いため、同窓会への期待も高くはないかもしれませんが、香友会側からも知恵を絞って機会を作っていきたいと考えています。関心がある方がいらっしゃいましたら、お声掛けください。
桜吹雪が、新しいスタートを祝っているようです。
香川栄養学園香友会 会長 磯田厚子
2026年4月記