令和7年10月5日(土)に横浜市のかながわ県民センターにて、神奈川支部総会と講演会を開催しました。
総会では、決算・予算や規約の改正(校名変更に伴う変更)について承認いただきました。また今期の体験活動そして南関東ブロック活動についての情報提供をおこないました。
講演会では、横浜市立大学附属病院管理栄養士の雁部弘美先生に「求められている病院管理栄養士~シフトチェンジが進む急性期医療の現場を知る~」のテーマでお話いただきました。雁部先生は女子栄養大学卒業後、横浜市立大学附属病院で、給食から栄養ケア・マネジメントなど管理栄養士業務を一途に推進されてきました。
給食も一般食だけでなく、様々な段階に応じた嚥下食や嚥下のテスト食など、提供されている給食の写真をたくさん見せていただきました。
また、給食管理だけではなく、栄養ケア・マネジメントも重要です。実際の病態に応じた専門的な管理栄養士業務、ICU病棟での業務、チーム医療業務など、資料に則って紹介していただきました。高度であまりにも多岐に亘る業務内容に驚きました。それらを管理し遂行している先生のすごさにも脱帽でした。
病院勤務希望の学生さんや病院現場で働く方々にも参加いただきたかったですが、参加した会員は、急性期病院の管理栄養士業務の実際を知り本当に勉強になり大満足でした。
終了後、横浜駅地下街の和食「えん」にて懇親会を開催しました。個室のゆったりした空間で、先生を囲み、自由に語りあい、美味しく楽しく充実の時間を過ごすことが出来ました。
報告/山田美登利(短大昭和56年卒業)