香友会支部活動
新潟支部研修会開催報告

 令和632日(土)、新潟支部研修会を開催いたしました。会場は、新潟駅を眼下に見下ろす8Fのフレンチレストラン「シャレル・ランデヴー」で、そのラグジュアリーな雰囲気に魅了されながらランチコースをいただきました。参加者13名の中には、久しぶりに参加したという会員も数名いました。 

 お料理は、吟味された地元食材がフレンチに仕立てられたもので、なじみの食材の新しいおいしさを発見でき、フレンチの概念を打ち破るような、もっと身近で新しい感覚を覚えました。私たちのふだんの食卓にも十分活かせるのではないかと思いました。
 ソムリエでもある支配人の村山様から、近年、レストランではペアリングに力を入れていると伺いました。ペアリングとは、ワインと料理の両方をさらにおいしく楽しめる組み合わせ方に力を探る、というものです。こちらのレストランでは、お料理の中で足りない味、例えば酸味が足りなければ、それを補うワインの選択を薦めているそうです。ワインに限らずお酒と料理の組み合わせにより、新しい味の発見にもつながるようです。
 お料理をいただきながら、新潟の食材のおいしさや豊かさを再認識するとともに、我が家での食卓に広がりができ食生活が豊かになるように感じました。

新潟深雪豚ヒレ肉 コートレット マデラソース

新潟野菜のドフィノワーズ

 懇親会では、おいしいお料理をいただきながら、会員一人ひとりから近況を報告していただきました。皆さんの状況は様々でしたが、共通していたことは食を大切にしていたことです。若いときにしっかりと身につけていた正しい食べ方が会員と家族の健康を守り維持していると思いました。
 会員が集まった良い機会だったので、これからの研修会テーマについても話し合うことができました。活躍している若い会員の仕事を紹介してもらってはどうかという意見に対し、先輩会員からは是非若い会員の応援をしたいという声が上がりました。
 現役で仕事をしている時代は目の前の仕事で精一杯ですが、そのような中での参加意欲を高めるために事務局としては少しでも魅力的な研修会を企画したいと思います。また、人と人とのつながりの基礎を築くためにも、支部に属する事が大切だと思いました。
 今回の研修会は、食への研鑽と会員同士の親睦を深めることができ、研修会目的を十分達せられたと感じるものでした。

報告:新潟支部 細野留実(学部昭和61年卒・院修士昭和63年修了)