香友会支部活動
令和5年度東京支部定例総会と美味しいものを楽しむ会を開催しました

 令和6年2月18日(日)、4年ぶりに対面での定例総会及び美味しいものを楽しむ会を開催しました。ご案内から開催までの期間が少し短く、コロナやインフルエンザの波もあり、参加者は11名でしたが、一人一人の顔が見える和やかな集まりとなりました。

 駒込校舎で総会を行った後、支部のこれまでの活動をスライド(20周年記念の催しとしてまとめたもの)で紹介した際には「楽しそうな企画があって、もっと早く入会すればよかった!」「次回は実習形式の催しを企画してほしい!」などの声がありました。また、自己紹介を含めた近況報告では、それぞれのお仕事や研究の現況、現場でのご苦労などを窺い知ることができました。


 食事会は駒込駅北口から徒歩1分のオステリア・セルヴァジーナに移動して行いました。「セルヴァジーナ」とはフランス語でジビエ、イタリア語で野禽という意味で、シェフ自ら撃ち獲った鴨や摘み取った野草類、手作りのチーズ(工房が併設され、販売もされています)や生ハム、パン、パスタを使った南イタリアのプーリア州の料理を基にされています。     

料理画像

セルヴァジーナのつくりもの

 アンティパスティの一品目は‘セルヴァジーナのつくりもの’とあり、猪のレバーの炭火焼き・リコッタチーズ・鴨のスープの盛り合わせ。野趣あふれる組み合わせですが、くせもなく、シンプルで優しい味わい。特にレバーは香ばしくてとてもなめらかでした。ほかにも初めて見る料理名や素材の取り合わせも多く、一皿一皿に想像を巡らしながらいただく楽しさがありました。

 今回は、チーズについて学ぶ企画案から発し、幹事で色々調べていく中でたどり着いたお店でしたが、学園の近くでもあり、良い形に落ち着き何よりでした。


 久しぶりの食事会は会話も弾み、あちこちで学園の思い出話に花が咲き、同窓の和が深まったひと時でした。帰り際の沢山の笑顔を拝見し、今後はまた少しずつ、無理なく活動の幅を広げ、皆で分かち合えるような参加型の企画も考えていけたらと思います。

                  報告:東京支部 大塚公子(製菓科昭和58年卒)