令和5年10月14日(土)、令和5年度中国ブロック研修会及び懇親会を開催しました。広島県立美術館の講堂を会場に、広島支部が企画運営を担当しました。
研修会は、講師に女子栄養大学栄養学部食生態学研究室准教授の林芙美先生を迎え、「持続可能な食事とは?食卓から始めるSDGs」というテーマでご講演いただきました。支部会員は、広島12名、山口3名、島根1名。他、比治山大学の管理栄養学科学生13名、教員6名、また一般の参加も13名、総勢48名でした。
講演の前半は、私達の食生活が地球環境にどのように影響を与えているか、また、それをどのような食行動でどう変えていくことができるか等を具体的な数値を示してのお話でした。
後半は、エシカル消費の観点から、毎日の食生活の中でできる具体的な取り組みや工夫を紹介されました。また、自分の食事作りのタイプを診断し、振り返りから今後どのようにすればよいかを考えることもできました。
とても良い勉強となり、皆さんにとって日々の生活を見直すきっかけになったのではないかと思います。
参加者からのアンケートには「自分が心掛けていたことがSDGsに繋がっているとわかって嬉しかった。これからも続けていきたい。」「今日学んだことをさっそく実践したいと思う。」等、前向きな感想が多く寄せられ、また、学生からは、質問があり林先生からの回答を頂き、伝えることができました。香友会の目的のひとつである、地域の人々の健康と食生活の向上に貢献することに繋がる、有意義な研修会になったのではないかと思います。
研修会後は、林先生と一緒にイタリアンレストランで懇親会を開催しました。学生時代の懐かしいお話やそれぞれの地域の美味しい食材のお話等に花が咲き、和やかな雰囲気の中楽しい時間を過ごすことができました。
報告:荒井由紀子(短大平成6年卒業)