愛知支部では、令和2年1月25日(土)に愛知県岡崎市むらさき館にて、「東洋栄養学　薬膳を学ぼう」をテーマに料理講習会を開催しました。
　講師は、岡崎市を中心に活躍しておられる宮島幸江先生(国際薬膳調理師/ル・コルドンブルー菓子ディプロマ/管理栄養士)にお願いしました。開催日は先生とご相談のうえ、春節祭の日としました。その日は日本の旧正月にあたり、中国北方での正月料理は餃子なのだそうです。今回の実習は、お祝い料理の「春餅」としました。本来は立春の行事食ですが、普段にも食されているそうです。
　「春餅」とは、小麦粉を水で溶き、円形に薄く延ばして油で焼いたもので、弾力があり、もちもちとした食感です。それに、肉類や季節の野菜などを包んで食べる。これで、病を防ぐだけでなく、新春を迎えるという意味もあります。
　先生からは料理講習以外に食養生の基本や「かんたん薬膳」診断の提案もあり、質疑応答しながら、皆で楽しく食すことができました。
　参加者は、支部会員6名とその他地域の方々含め12名でした。会員同士の親睦を深め、地域の方々との情報交換もでき、良かったと思います。

〔報告：愛知支部支部長　青山みどり・学部昭和62年卒業〕