香友会支部活動
栃木支部研修会を開催しました

  令和元年11月24日(日)にとちぎ健康の森にて、香友会栃木支部の研修会を開催しました。講師に女子栄養大学栄養生理学研究室 上西一弘教授をお呼びし『日本人のカルシウム摂取の現状と課題 骨太人生を目指そう』の演題で1時間半ご講演を頂きました。出席は32名、そして栃木県出身でもある吉田企世子名誉教授の特別参加がありました。

 
 “體”~なんと読むのでしょうか?骨が豊かと書いて“からだ”と読み、反対に骨が豊かでなくなったのが“骨粗鬆症”であると。 
 骨粗鬆症といえば、骨がスカスカのレントゲン写真を思い浮かべますが、“大根にすが入っている”の《す》は“鬆”と書き、栄養学だけでなく漢字の勉強にもなりました。
 
 ご講演内容は、骨とカルシウムの働きやカルシウム摂取の現状と課題、そして骨太人生を目指そうということで、ライフステージ別(成長期、成人期、閉経期、高齢期)の骨粗鬆症予防法について学びました。骨を豊かにするために、バランスの良い食事をとり、太陽の光を浴び、適度に運動し、十分な睡眠をとり、転ばないようにしたいと思います。
 
 上西教授は「日本人の食事摂取基準」2005年、2010年、2015年、そして2020年版の策定ワーキングメンバーであり、各地で説明会が開催されているお忙しい中、ご講演いただき、ありがとうございました。
 栃木県に住んでいらしたこともあるということでしたので、是非またゆっくりご来訪くださって、餃子を堪能して頂ければと思います。
 
 今回、ご出席くださいました会員の皆様に御礼申し上げますと共に、次回の研修会でもお会い出来ますことを楽しみにしております。 


〔報告:栃木支部 副支部長 大石比奈子・学部平成3年卒業〕