令和元年9月21日(土)香友会館2階研修室にて埼玉支部総会及び研修会を開催しました。研修会参加者は37名(支部会員23名学生13名、他1名)、研修内容は「十勝のチーズを知る」をテーマに(株)明治 広報部 三上淳人氏による講演でした。
総会では平成30年度の活動や決算報告をし、令和元年度の予算や活動案について協議し承認が得られました。
<研修内容>
NHK朝ドラの舞台になった「十勝(とかち)」。この地名は「乳」を意味するアイヌ語の「トカプチ」に由来するともいわれ、ヨーロッパのチーズ作りが盛んな地方とほぼ同緯度にあります。澄んだ水と清らかな空気に恵まれ、夏でも冷涼な気候がチーズ作りに適しています。
講義は三上氏のチーズの起源はいつ頃?チーズの名称の由来は?等クイズ形式で始められ、チーズの定義や分類、ナチュラルチーズやプロセスチーズの生産工程、チーズ消費量、保存方法など、楽しく、引き込まれるように学習することができました。
そして最後のお楽しみとして、チーズの女王とも呼ばれ、軟質チーズの表面に白カビを熟成させたカマンベールチーズの試食。とろけるような食感と味に舌つづみ・・・「おいしい」と皆さんにっこりしていました。
ちなみに、①チーズの起源は7,000年前…乳から水分を抜く「こし器」と思われる土器がポーランドから出土(2012年ネイチャー誌発表) ②チーズの名称の由来は地名 ③チーズの分類は熟成の有無、使用する細菌やカビ、微生物の種類、硬さ、使用する乳の種類などによる(フレッシュ、白カビ、ハード等)そうです。
支部総会
研修会「十勝のチーズを知る」
〔報告:埼玉支部副支部長 岡野治恵・短大昭和45年卒業〕