穏やかな小春日和の休日(平成29年12月3日(日))、女子栄養大学駒込校舎において東京支部主催の座談会が開催された。大きなテーマは掲げず、在学中の後輩や新たな学びに挑戦を考えている同窓生に、これからを考えるきっかけを提供する意味を込め、本学大学院修了生3名を講師に迎え、現在に至るまでの経験談を含めたお話を頂戴した。3名とも大変話上手で、フロアからはしばしば笑いがあふれ、あっという間に予定していた2時間が過ぎ去った。
講師の皆様
座談会風景
座談会終了後は会場内に茶話会の席を設け、講師の方々を囲み、情報交換を行った。当日の参加者は、本学および他大学の学生、卒業生、現役教員、名誉教授の先生方など、年代も立場も様々であったが、話題は尽きることなく、アットホームなひと時を楽しむことができた。
今回、講師の方々の共通点は、歩んできた道に幾重もの分かれ道があり、決して平坦な道のりではなかったということだろう。ユニークな話題の中にも、だからこそ、その言葉には重みがあった。
「ボジティブであれ」「まずは、一歩を踏み出すこと」
講師からのメッセージを参集した若手の諸君は受け取ってくれたに違いない。
「身を置いた環境で、真摯に一途に取り組むことの大切さ」、そうすることで未来が開けていくことを、諸先輩の話を通じて感じ取ってくれたことだろう。
晴れやかな笑顔で会場を去る若手諸君の姿は、『これからを考えるきっかけを提供する』という本会の目的を果たせたことを物語っていた。
茶話会風景
[報告:日笠志津・院平成6年修了]