~アイシングクッキーを作ろう!~
平成30年8月25日(土)10時より、香川綾記念教育交流センター香友会館において今年度2回目の「元気はつらつ市民講座」が開催されました。
今回の市民講座は「アイシングクッキーを作ろう」をテーマに、シュガークラフト講師の栗田美智子先生をお迎えし開催されました。
栗田美智子先生
会場の様子
栗田美智子先生は女子栄養大学栄養学部文化栄養学科を卒業され、2005年より東京シュガーアートで講師として勤務されており、2009年からは女子栄養大学にてシュガークラフトの実習を担当されています。
今回の参加者は24名で、夏休み期間でしたので子供の参加が目立ちました。中には宿題の自由研究にするという子供もおり、真剣に話を聞いていました。
栗田先生から、アイシングクッキーはヨーロッパ生まれのクッキーで、日本で広く知られるようになったのは最近というお話がありました。固いビスケットにデコレーションするので保存性が高く、クリスマスの飾りにも使われるそうです。ビスケットもいろいろな形がありますが、特にハートは家族などの愛する人へ贈るそうです。
アイシングとは「粉砂糖200gに卵白30gを加えハンドミキサーで混ぜ色づけしたもの」で、枠取りは固いもの、中塗りはやわらかいものを使います。
コルネとはアイシングを入れる三角錐の入れ物です。
実習では、配られた4枚のビスケットに右のアイシング入りのコルネで好きな絵や文字を自由に描きました。今回はすでに作っていただいたアイシング入りのコルネを使いました。
コルネを作りました!
色とりどりのアイシング
実際に絵や字を描いていくと、思っていた以上に難しく、コルネの上をしっかり持たないとアイシングがはみ出したり、線が蛇行したりしましたが、参加者は斬新なデザインのオリジナルビスケットを作りました。
作品の仕上げは、筆先に少量の水を含ませてアイシングを軽くなでます。表面が滑らかになり、誰もが自分の作品に満足し自然と笑顔になっていました。
実習後の質疑応答で、「アイシングはどのくらい保存できるか」という問いに、固いものと柔らかいものがあるが両方とも使い切った方がよいとのことでした。
子供も大人も楽しめる有意義な講座で、出来上がった作品は大切に持ち帰りました。
オリジナルビスケットを作りました!
愛する人に心をこめて描きます
参加者の作品
作品見本
作品見本
〔取材 香友会広報部〕