料理づくりの体験を増やそう②〈男性編〉

料理づくりの体験を増やそう②〈男性編〉

3 すべての人に健康と福祉を
「食文化栄養学実習」では、調理学ゼミ(指導:奥嶋佐知子准教授)の学生(食文化栄養学科4年)3名が、定期的に男性を対象にした料理教室で、料理づくりを教えています。今年度は、コロナ禍で都内公共施設が使用できないため、本学の男性職員に呼びかけ、学内での実施となりました。
ゼミでは、日常的に料理をする機会が少ない方々を対象に、料理教室への参加を通して、料理を作る楽しさや食にかかわることへの大切さを伝え、家庭での実践につなげていくことを目指して活動しています。
この夏は、本学の男性職員に参加いただき、3人のゼミ生の研究テーマである「電子レンジ料理」「薬膳」「お酒を使ったスイーツ」を取り入れた実習を行いました。メニューは、電子レンジで作る簡単いかめし、血の巡りをよくする作用があるししとうときくらげを使ったきんぴら、あんに白ワインを加えてさっぱりとした味わいのどら焼きの3品です。参加者の皆さんからは、「とても楽しく調理ができ次回も楽しみ」、「自宅でも作ってみたいと」の感想をいただきました。みなさんが自宅でも実践してくださるようになることを楽しみにしています。
初めに作り方の説明を行い、一部、調理の実演も行います
実習台に分かれて、各自料理開始!
皆さん調理の工程を確認しながら真剣に取り組んでいます
いかめし・ししとうときくらげのきんぴら・白ワインのどらやきが、見事、できあがり!!
今回はテイクアウトとしました

[調理学研究室 奥嶋佐知子准教授]

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