食品のおいしさを引き出すコクの「見える化」と「国際化」

食品のおいしさを引き出すコクの「見える化」と「国際化

食品栄養学研究室の西村敏英教授は、食品のコクは、味、香り、食感のすべての感覚刺激によりもたらされる総合感覚であり、より多くの刺激から生じる「複雑さ」、それらの刺激による「広がり」と「持続性」の3つの要素の強弱により客観的評価ができると定義しました(図1、「食品のコクとは何か」(恒星社恒星閣;2021)、「Koku in Food Science and Physiology」(Springer; 2019))。
現在、コクのある食品に関する「見える化」を企業と共同研究しています。
図1.コクの要素とそれらの発現・増強メカニズム

[食品栄養学研究室 西村敏英教授]

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