人生の必修教科である家庭科の教科書で、SDGsを学ぶ

人生の必修教科である家庭科の教科書で、SDGsを学ぶ

3 すべての人に健康と福祉を
12 つくる責任 つかう責任
「人生の必修教科」である家庭科は、SDGsと密接に関わり合っています。井元りえ教授と小林陽子教授は、高等学校の家庭科の教科書の分担執筆を通して、生徒が、SDGsをツールとし、生活における様々な課題を包括的に捉え、持続可能な社会を創る担い手としての考え方を身につけられるように工夫しています。
出典:『未来へつなぐ家庭基礎365』教育図書
高等学校家庭科の教育内容は、少子高齢化、持続可能な社会の構築、食育の推進等に対応し、男女が協力して主体的に家庭を築いていくことや親の役割と子育て支援等の理解、高齢者の理解を含んでいます。そして、生涯の生活の設計、消費生活や環境に配慮したライフスタイルを確立するための意思決定、健康な食生活の実践、日本の生活文化の継承・創造等に関する学習活動などがあります。家庭科の教科書では、自立していく高校生が、SDGsとの関連を意識しながら、持続可能な社会を創る担い手になれるように、主体的な学びを促しています。

[家庭経営学・環境教育研究室 井元りえ教授]
[家庭科教育学研究室 小林陽子教授]

教員情報・井元
教員情報・小林