グルコースを原料とする抗腫瘍活性アルカロイド誘導体の効率的合成
基礎研究から実用へ、低炭素社会へ向けたバイオマスの利活用
これまでの化学工業は、石油などの化石燃料を素に生産された化学物質から、様々な物や製品をつくりだして、生活を豊かにしてきました。地球規模で今起こっている気候変動を食い止めるため、植物の光合成などで再生産可能なバイオマス(糖類やアミノ酸)を原料に、医薬、機能食品を目指しています。大学の研究室で得られた研究の基礎結果を、共同研究へとつなげて製品を目指します。専門家の学術会議のみならず展示会や産業技術展等にも取り組んでいきます。
[応用有機化学研究室 赤井昭二准教授]